マレーシアの吸血鬼UMA「ポンティアナック」がバリ島に出現!? インスタ写真にうっかり写り込む

 マレーシアの人気インフルエンサーが、背後に幽霊らしき人影が見える一連の写真を投稿して話題になっている。

 地元メディアの報道によると、アメーラ・カーンさんは先週、インドネシアのバリ島で休暇を過ごしていた際、”バッグの中の探し物が見つからない”とキャプションをつけた写真をインスタグラムで公開した。しかし、彼女のフォロワーの何人かが、窓の外に長く白いドレスを着た人影らしきものを発見。多くの人がすぐにマレーシアの民間伝承にある幽霊のような吸血鬼ポンティアナックではないか、と書き込んだ。

マレーシアの吸血鬼UMA「ポンティアナック」がバリ島に出現!? インスタ写真にうっかり写り込むの画像1
画像は「hype」より

 UMA(※1)にも分類されることがあるポンティアナックは、出産時に死亡した女性の悪霊だともいわれている。青白い肌の美しい女性の姿をしており、被害者は男性が多く、その鋭い爪で胃に穴を開けられて内臓を貪り食われたり、男性器を引き裂かれて殺害されると言い伝えられている。

 フィリピンの「マナナンガル」も似た特徴を持ち、美女に化けて男性を誘惑し殺害するといわれている。

 勿論、懐疑的な人はこの「霊」は単なるガラスに反射した光のいたずらだと主張したくなるかもしれないが、写真に写った窓は開け放たれており、光の反射はそもそも起こらないという。

 奇妙なことに、マレーシアで悪名高い吸血鬼ポンティアナックが話題になったのは、カーンさんの画像で2度目。先日は同国の警察官がパトロール中にポンティアナクらしき不気味な姿の撮影に成功したと主張している。

 マレーシアで狂暴な吸血鬼が活発化しているのか、気になるところだ。

(※1) UMA(ユーマ、Unindentified Mysterious Animal)とは未確認生物を意味する和製英語。未確認生物とは何世紀にもわたって語り継がれてきた物語や伝説に登場したり、また、今日でも目撃例があるが実在が確認されていない生物のことだとされている。物語、伝説、噂話などで語られる生物であるため、科学的な対象ではなく、“オカルト”に分類される。英語圏で、未確認生物はCryptid (クリプティッド)と呼ばれ、これを研究する学問はCryptozoology(クリプトズーロジー、暗号生物学)と呼ばれるのが一般的。

参考:「hype

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文=加藤史紀(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

ミステリーニュースステーションATLAS編集部員
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