探検家が「世界最小部族」に遭遇! 成人身長150cm未満、無限の体力で8時間踊りっぱなし

 ある探検家が、大人の身長が150cmにも満たない世界最小の部族の村を訪れた。

 探検家のドリュー・ビンスキーは、ルワンダの首都キガリから出発し、人類が初めて進化して以来、ほとんど手つかずのまま残っている原始的な熱帯雨林の奥深くへと車を走らせた。

 彼が会いに向かったのは中央アフリカの森に住むピグミー族だ。その人口は90万人弱と推定され、半数強がコンゴ民主共和国に住んでいる。

 ドリューは、妻のディアナ・サラオとともに、武装したボディガードを伴って森に入った。ドリューは2019年にもピグミー族の村を訪れており、今回はその村を再訪。夫妻はピグミー族から壮大な歓迎を受けた。

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画像は「Daily Star」より

「多くの人類学者は、ピグミーは中央アフリカの熱帯雨林に住む石器時代後期の狩猟採集民の直接の子孫であり、13万年以上前に進化したと考えている」(ドリュー)

「驚くべきことに、ピグミーは今日に至るまで、祖先と同じようなライフスタイルを送っている。」(同)

「ピグミーの平均身長が大人の身長よりもはるかに低い理由を説明するために、さまざまな説が提唱されています。熱帯雨林の紫外線レベルが低いため、ビタミンDが不足し、骨の成長に必要なカルシウムの摂取量が制限されるからだという説もある。骨格が小さくなった理由もここにある。その他の理由としては、湿度の高い熱帯雨林での食料不足、密林の中を常に移動する必要性などが挙げられる。」(同)

 ドリューによると、族長は身長150センチほどしかなく、地元の反乱軍に襲われ、ナタで顔を切りつけられ、片目を失ったという。しかし、ピグミー族にとってどんなに厳しい生活であっても、落ち込むことは何もないという。

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族長(画像は「Daily Star」より)

 彼らは数時間飲んで踊った後、ドリューは村を出たが、豪雨のため遠くへは行けなかった。そのため夫妻は村に戻り、そこで数時間眠ったが、太鼓の音で起こされたという。

「これはとてもワイルドだ。ピグミーたちが踊り、飲み、歌い続けること約8時間、雨が降ったときを除いてはノンストップだ。ピグミー族ほど歌ったり踊ったりするのが好きな民族には会ったことがない。そして、一緒にいるととても楽しいんだ。」(同)

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画像は「Daily Star」より

 最後にドリューはこう締めくくった。

「今はカメラを置き、ただ人生を楽しむ……そんな時間だと思う。」(同)

参考:「Daily Star

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文=S・マスカラス(TOCANA編集部)

3代目TOCANA編集長
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