元ハーバード大学脳神経外科医が自身の臨死体験を激白!「天国では言葉は必要なく…オーブに満たされ…」
結局のところ、死後の世界は存在するのかしないのか。スピリチュアルな話題としてはかなりポピュラーなものであるが、肯定派を決定的に裏付けるような元ハーバード大学の脳神経外科医の話を紹介しよう。
■7日間の昏睡の間に天国へ!?
スピリチュアル好きの間ではあまりにも有名な博士かもしれない。日本でもテレビなどでたびたび紹介されている人物による研究が、今なお注目され続けている。
数あるアメリカの新聞でも、有力紙の一角として認められているニューヨーク・タイムズ紙のレポートにも取り上げられた、エベン・アレキサンダー3世博士の著書である『プルーフ・オブ・ヘヴン–脳神経外科医が見た死後の世界』(原題:Proof of Heaven)で、アレキサンダー博士が実際に自分で体験した死後の世界が詳細に書かれている。
死後の世界など、医学的見地から見れば完全に否定されるものという持論の元に、キャリアを築き上げてきた脳神経外科医のアレキサンダー博士は、2008年に細菌性の脳髄膜炎に冒され、昏睡状態となるまで悪化した。
絶望的とも思われていた7日間の昏睡状態から奇跡的に復活した博士は、その昏睡状態中に奇妙な体験をしたと語った。
ゼリー状の不定形なものに生まれ変わり、蝶の羽をまとい、紺碧の目を持つ美しい女性に導かれて天国へ行ったというのである。そして、天国は以下のような場所だと語った。
・天国では言葉は必要なく、すべてはテレパシーによってコミュニケーションがとれる。
・天国は様々な光を放つオーブに満たされた巨大な空間。
・天国は愛が満ちあふれている空間。
過去の膨大な臨死体験談と共通する部分も多く、この話だけでは昏睡状態中に脳内再生されたイメージを語っているものではないかと思われかもしれないが、このアレキサンダー博士の場合は、その後の対応が科学的だった。
■臨死体験者が語る死後の世界には共通点が多い
博士は、「昏睡中の自分の脳の機能状態」を医学的に調査し、昏睡中に脳がまったく機能していなかったことを証明し、発表しているのである。
まったく機能していないということは、幻覚なども含め、何かが脳内で処理されていた事実はないということである。したがって、博士が体験した天国は、脳内で勝手につくりあげられた天国のイメージではなく、実際に博士が体験した天国そのものなのである。
前述の博士の著書は、ベストセラーとなってアメリカで死後の世界のあるなしについて活発な答弁などが行われたということであるが、現在博士はハーバード大学を退職し、アメリカ各地で臨死体験者とのコンタクトをとり、調査をしているとのことである。
確かに、臨死体験者が語る死後の世界には共通点が多く、それは世界の東洋を問わず似た傾向がある。その描写については各人の文化的バックグラウンドに拠るものもあるが、皆が皆同じような光景を語っているのは、そこにそれがあるとしか思えなくもない。
自分が臨死体験をしてみないとわからないのかもしれないが、それはちょっと遠慮したい。しかし、死後の世界についてはちょっとどころか、かなり興味がある。本当にそのような空間があるのだろうか。
参考:「New York Times」ほか
※当記事は2016年の記事を再編集して掲載しています。
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