ナスカの宇宙人ミイラには 『銀河間携帯電話』が埋め込まれていた!?

画像は「Gaia / YouTube」より

 ペルーのナスカで2017年に発掘された「ナスカ・ミイラ」の詳しい検査が行われ、なんと銀河系通信が可能な携帯電話を所持していたという――。

■「ナスカ・ミイラ」は携帯電話を持っていた!?

 2017年にペルー・ナスカの洞窟で発見された「ナスカ・ミイラ」は現在、法医学研究所で各種の精密検査が行われている。

 驚くべきことに検査の過程でこの「ナスカ・ミイラ」は携帯電話のような通信機器を抱えていたことが報告されているのだ。

 UFO研究家でジャーナリストのハイメ・マウサン氏は検査を行っている科学者らが謎の死体の胸部から希少金属や合金を発見したと説明している。マウサン氏はこれらの金属は宇宙で通信するために使われた銀河系通信装置の部品ではないかと考えている。

 金属の1つはオスミウム(osmium)と呼ばれる希少金属で、人間にとっては致命的となる可能性がある。

 マウサン氏は「これは通信用の装置だと思います。仕組みはよく分かりませんが、なぜこれを体内に入れるのかを専門家が詳しく調べる必要があるでしょう」と語った。

イメージ画像 「Daily Star」の記事より

「私の推測では、これは健康のために、何かを通信するため、または携帯電話のようなものだったと思います。金属はオスミウムでできており、宇宙分野では通信や衛星に使用されます」(マウサン氏)

 スマートウォッチと携帯電話の機能を兼ね備えた通信デバイスであったのだろうか。

「(オスミウムは)非常に希少です。見つけるのは容易ではなく、非常に高価で、その上非常に有毒です。人間の体内にこれがあると、身体は大きなダメージを受け、死に至る可能性もあります」(マウサン氏)

 オスミウムは我々には安全に所持することはできない物質なのだが、このミイラの生前の肉体は何の問題もなく身に着けることができたのだろうか。

「ですから、なぜ彼らがそんなことをしたのか理解するのは難しいです。もしこれが作り物であるなら、なぜこのような非常に希少な金属を入れるのでしょうか?」(マウサン氏)

 マウサン氏はこの細長い頭蓋骨を持つ「ナスカ・ミイラ」は何世紀も前のエイリアンであり、「30%の未知の」DNAを持っていると説明している。

 懐疑論者たちはこれは作り物であり、別の動物の部位を使って精巧に作られた可能性があると考えている。しかしマウサン氏は、生物の体の成分から「これはどこか別の場所から来たか、(人間以外の)ほかの存在が誕生させた可能性がある」と主張する。

 マウサン氏は映画監督のセレナ・DC氏とマイケル・マッツォラ氏とともに、今回の科学調査をドキュメンタリー映画として撮影している。マイケル氏は「これらの生物を見て最初に感じたのは、これらの遺体はこれまで人類に知られていなかった新種だということだ。これは人類にとって大きな発見だ」と語る。

 エイリアンを取り巻く真実は未だに謎に包まれたままだが、この「ナスカ・ミイラ」がその謎を解く糸口になるのか。現在進行形で進む調査の続報を待ちたい。

参考:「Daily Star」ほか

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文=仲田しんじ

場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。
興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター @nakata66shinji

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