「史上最も鮮明なビッグフット」と話題に!キャビンに映る毛むくじゃらの顔…

画像は「YouTube」より

 米国ワシントン州の奥地にある小屋に滞在していた男性が、窓の外から覗き込む「ビッグフット」らしき姿を写真に収め、「史上最も鮮明なビッグフットの画像」と話題になっている。

 話題となっている写真は、ワシントン州の太平洋岸北西部に位置する森の中の一軒家で撮影された。この地域では何世代にも渡り、ビッグフットの目撃情報や遭遇譚が語り継がれてきた。

 今月初め、YouTubeチャンネル「Unexplained Mysteries」がアップロードした動画では、この遭遇に関する体験談が語られている。動画は既に15万5千回以上再生され、大きな反響を呼んでいる。

 動画のナレーターは「ビッグフットはただの伝説だと考える人も多いでしょう。しかし、このとらえどころのない生き物が本当に存在すると確信している人たちもいます。ワシントン州の人里離れた小屋で起きたある男性の体験は、夜中に窓から覗き込むビッグフットらしきものを撮影したと主張しており、議論を再燃させています」と述べている。

 撮影者の男性は、日々の生活に疲れ果て、ワシントン州の森の奥深くに安らぎを求めてやってきたという。人里離れた静かな小屋で、数日間を過ごす予定だった。

 しかし、滞在2日目の夜、男性は忘れられない恐怖体験をすることになる。

 暖炉の側で夜遅くまで過ごしていた男性は、就寝の準備をしようと窓の外に目をやった。すると、そこには毛むくじゃらの「人間ではない」顔が、こちらをじっと見つめていたのだ。

 男性は恐怖で言葉を失い、金縛りにあったように身動きが取れなくなったという。しかし、すぐに我に返ると、スマートフォンを掴み、とっさにシャッターを切った。

 問題の生物は、しばらくの間、男性に興味を示しているように見えたが、やがてゆっくりと窓から後ずさり、夜の闇の中へと姿を消したという。

信じる者と疑う者、ネット上で論争勃発

 男性は、この恐怖体験の後も、興奮状態が収まらず、一睡もできなかったという。そして、自分がビッグフットの存在を証明する決定的証拠を捉えたと確信し、撮影した写真をビッグフット関連のFacebookグループに投稿した。

 すると、写真を見た人々からは、「人生を変えるような体験だね」「今まで見た中で最も信憑性が高い」といったコメントが寄せられ、男性の体験談に共感する声が相次いだ。中には、自身のビッグフット遭遇体験を共有する人もいたという。

画像は「YouTube」より

 専門家を名乗る人々の中には、写真の生物の明確な特徴、姿勢、目撃場所などを指摘し、興奮気味に分析する者も現れた。

 一方、動画や写真の質の低さから、捏造であると主張する懐疑的な意見も少なくない。オンラインで話題作りをするためのやらせではないか、というのだ。

 YouTube動画のコメント欄には、1,400件を超えるコメントが寄せられ、今もなお、論争が繰り広げられている。

「私はミズーリ州南西部出身だが、あの森の奥深くに、説明のつかないものがいるのは確かだ」
「ビッグフットは、何世紀も前から存在する、隠遁生活を送る本物の生き物だ。これは、至近距離で撮影された貴重な瞬間だ」
「写真を見ただけで、背筋がゾッとする」

肯定的な意見がある一方で、
「今まで見た中で最も鮮明なチューバッカのマスクだ」
「Airbnbのオーナーが仕掛けた最高のいたずらだな」
「なんでいつも写真はぼやけているんだ?」
「おいおい、ビッグフットを撮影するのに、なんで1990年代のカメラを使ってるんだ?」
など、厳しい意見も散見される。

語り継がれる「森の守護者」の伝説

 ワシントン州におけるビッグフットの伝説は、ヨーロッパからの入植者がやってくるはるか昔から、ネイティブアメリカンの間で語り継がれてきた。

 彼らは森や山に住む、大きく毛むくじゃらの、人間のような姿をした生物について語り継いできた。多くの場合、ビッグフットは、森の守護者として、畏敬の念と同時に、畏怖の念を抱かれる存在として描かれている。

 記録に残る最古の目撃情報は、1884年に遡る。入植者たちが、謎めいた猿のような生き物を目撃したと報告している。

果たして、写真に写っていたのは、本当に伝説のビッグフットだったのだろうか。それとも…。

真実は、今日も深い森の闇の中、静かに息を潜めている。

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参考:Daily Star

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文=青山蒼

1987年生まれ。都市伝説マニア。

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