下水道に棲む不気味すぎる「モンスターUMA」5選! 毛むくじゃら、半分イヌ、巨体… 開いたマンホールに近寄るな…!

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 ビッグフットなどの霊長類型のUMA(未確認動物)はクマなどと同じように人里離れた山岳地帯に生息しているイメージがあるが、実は我々の身近に潜んでいる可能性も高いという。その場所とは下水道などの地下水路だ。

 決して目撃例は多くないものの、アメリカやイギリスでまさに身の毛のよだつUMAが目撃されている。下水道に生息していると思われるヒト型の毛むくじゃらなUMAだ。

■カリフォルニア州ブエナパーク

 1982年5月14日付の米紙「Herald Journal」に掲載された記事には、カリフォルニア州ブエナパークの下水道に駆け込んでいく身長2.4メートル(8フィート)もの全身毛むくじゃらのヒト型UMAが目撃されたと記されている。

 この怪物は人々の間でブエナフット(Buena Foot)と呼ばれ、地元警察にはブエナフットに関する問い合わせ電話が1日200件以上も寄せられたということだ。

 少なくとも5人がブエナフットを肉眼で目撃したと話しており、興味を持った2人の男性が現場の排水路を調べたところ、人間のものではない大きな足跡と手形を見つけたと報告している。また姿は見ていないが現場近くの排水溝のそばにいた人物からは、映画に出てくる恐竜の鳴き声のような咆哮が聞こえたということだ。

 この記事が掲載された翌日、この風貌怪異なUMAの姿を一目見られないものかとおよそ100人もの人々が現場に集まったが、その時は目撃されることはなかったようだ。

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■イリノイ州セントルイス郊外とセンタービル

 毛むくじゃらのヒト型UMAはイリノイ州のセントルイスとセンタービルでも目撃されている。

 トロイ・テイラー氏の著書『Monsters of Illinois: Mysterious Creatures in the Prairie State』によれば、1963年5月9日の夜、地元警察に毛むくじゃらの怪物を目撃したと報告する電話が突然50件も寄せられたという。報告の1つには、その怪物に男性が襲われたという内容の電話もあった。

 50件もほぼ同時に目撃報告があったということは、確かに何らかの不気味なヒト型UMAが出現していたと言えるのだが、その後目撃情報は急激に減り、5月末以降はこのUMAの話はぱったりと聞かれなくなったということだ。

■ワシントン州のカスケードトンネル

 カスケード山脈を貫く2本のカスケードトンネル(Cascade Tunnel)の古いほうは放棄された遺構になっているのだが、ここにUMAが生息しているという噂は昔から絶えない。

 ブラッド・シュタイガー著「Real Monsters, Gruesome Critters, and Beasts from the Darkside」によれば、そのヒト型UMAは身長は2.7メートルある大きな身体で、ほかのどの動物にもない黄色く輝く目を持っていたということだ。

 照明のまったくない廃トンネルの中だけに、このUMAの身体が毛むくじゃらであるのかどうかはわかっていないようだが、もし身体に毛がなかった場合はいわゆる“レプティリアン”の可能性もありそうだ。

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■ノースダコタ州マイノット

 同様のUMAはノースダコタ州でも目撃されている。目撃者報告によれば、マイノットの排水溝に何か奇妙な生物を発見した2人組がその中に入ってみたところ、身長2メートル以上もある恐ろしい“狼男”を目撃し慌ててその場から逃げたという。

 この“狼男”に関係しているのかどうかわからないが、この目撃報告の数カ月前から付近の路上のマンホールのフタがズレていたり、開けっぱなしになっている事例がいくつも報告されていたということだ。

■英イングランド・ハル

 英イングランド東海岸のハル(キングストン・アポン・ハル)でも排水路で“半分人間で半分イヌ”のUMAが目撃されている。

 その運動能力はきわめて高く、ある目撃証言によれば口にジャーマン・シェパードの死体をくわえたまま2.4メートルものフェンスを飛び越えたということだ。

 ちなみにこの排水路自体は、1798年に完成した歴史あるものであるという。そしてどういうわけか多くの溺死者や自殺者がこの排水路で見つかっているという悪名高い場所でもある。

 ビッグフットやイエティに比べると語られることの少ない排水路のUMAだが、我々の身近に出現する可能性が高いだけに不気味だ。今のところアメリカとイギリスでの目撃例にとどまっているが、この“都市型UMA”に関連する続報に今後も注目していきたい。

参考:「Mysterious Universe」、ほか

 

※当記事は2019年の記事を再編集して掲載しています。

TOCANA編集部

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