ネッシーの最新画像が公式記録に認定! 観光客が撮影した「緑がかった塊」の正体とは

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画像は「YouTube」より

 観光客がネス湖で謎の物体を写真に収める――そんな一報が、今年もまたスコットランドから届いた。

 舞台となったのは、ネッシー伝説の目撃多発地点として知られるアーカート城付近の湖面だ。写り込んでいたのは、水中にぼんやりと浮かぶ緑がかった塊。ツアー船の船長ですら正体を説明できなかったというこの一枚は、公式記録に今年6件目の目撃事例として刻まれることになった。

クルーズ船の窓から見えた”異物”

 2026年6月23日の朝、イングランド・ケント在住の観光客シャロン・ハーバート氏はネス湖のクルーズ船に乗船していた。

 船が湖畔にそびえるアーカート城のそばを通過した際、彼女は水面下にただならぬ気配を感じ取ったという。何かが沈んでいる、あるいは漂っているように見えるその影に気づいた彼女は、とっさにスマートフォンのカメラを構えた。

 シャッターを切った瞬間に写り込んだのは、はっきりとした輪郭を持たない緑がかった塊だった。魚影にしては大きく、藻や流木のようにも見えるが、断定できるほどの特徴は写真からは読み取れない。

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船長も「わからない」と匙を投げた正体

 後日この画像を確認したツアーボート会社は、船を操縦していた船長自身もこの緑色の物体が何であるか説明できなかった、との見解を示したと伝えられている。

 長年ネス湖を航行してきたベテランの船長ですら判断がつかなかったという事実が、この一枚の注目度をさらに押し上げる格好となった。

「2026年6件目」に刻まれた公式記録

 この写真は、ネス湖モンスターの目撃情報を集計する「公式ネス湖モンスター目撃記録」に、2026年6件目の遭遇候補として登録された。これは前年一年間に受理された件数の合計と同数だといい、例年より早いペースで並んだことになる。

 この記録は1996年から民間の研究者によって運営されており、望遠鏡や双眼鏡、近年ではスマートフォンのカメラで捉えられた目撃証言を審査したうえで登録する仕組みだ。

 ネッシー伝説自体は1933年、湖畔の道路建設をきっかけに地元紙が報じた目撃談に端を発するとされ、以来90年以上にわたって世界中の関心を集め続けている。アーカート城周辺は湖の中でも特に水深が深く入り江状になっているため、古くから目撃情報が集中する定番スポットとして知られてきた。

 科学的な調査も繰り返されており、2019年にはニュージーランドの研究チームが湖水のDNA解析を実施している。爬虫類由来の遺伝子は検出されなかった一方、大量のウナギのDNAが確認されたことから、謎の生物の正体を大型のウナギに求める説も根強く語られている。

 今回の緑色の物体も、藻の塊なのか、沈んだ流木なのか、あるいは何らかの生物なのか、現時点で科学的な検証には至っていない。

 それでも毎年決まって数件、こうした写真が公式記録に加わり続けているという事実こそが、ネス湖という場所そのものが持つ不思議な磁力を物語っているのかもしれない。

参考:Coast to Coast AM、ほか

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