科学者も困惑…空に出現した“肉眼では見えない”謎の柱が話題に

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　タイのソーシャルメディアで話題になっている、ある奇妙な写真。そこには都市の上空に突如として現れた巨大な黒い柱が写し出されている。

肉眼では見えなかった？ 夕暮れの空に浮かぶ巨大な柱

　この写真は、2023年11月5日、タイ東北部のウボンラーチャターニー県で撮影された。撮影者は「美しく彩られた空」を写真に収めようとしたところ、肉眼では見えなかった奇妙な柱が写り込んでいたという。

　あまりにも不可解な写真はソーシャルメディア上で大きな反響を呼び、多くの人々がこの奇妙な物体の正体について憶測を巡らせた。

科学者も頭を悩ます謎の柱 飛行機雲？ 反射？ それとも…

　タイの著名な科学コミュニケーターであるジェサダ・デンドゥアンボリパント氏は、この不気味な柱について自身の見解を述べている。

　チュラロンコン大学教授でもあるデンドゥアンボリパント氏は、「飛行機が通過した際に、雲が消えて筋状になる飛行機雲の一種、『消滅飛行機雲』ではないか」と推測している。

　しかし、消滅飛行機雲であれば、肉眼でも確認できたはずである。彼は、「この柱の謎は依然として解明されていない。写真編集やカメラの不具合ではないことを願いたい」と、困惑を隠せない様子だ。

　その後、デンドゥアンボリパント氏は、目撃者によって撮影された別の写真を基に、この柱は単なる反射である可能性もあると指摘している。ただし、彼自身もこれはあくまで推測に過ぎないと認めており、「この謎について考え続けるのは楽しい」とコメントしている。

　果たして、この謎の柱の正体は何なのか？ 自然現象なのか、それとも未知の現象なのか？ 真実は、まだ明らかになっていない。

【参考記事】
Coast to Coast AM

【アトラス関連記事】
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【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS（アトラス）」からの提供です】

文＝黒蠍けいすけ（ミステリーニュースステーションATLAS編集部）

黒蠍けいすけ（ミステリーニュースステーションATLAS編集部）

ミステリーニュースステーションATLAS編集部員
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