死者から届いた奇妙なメッセージ5例! ゾッとする一言も… あの世からの警告か、霊魂の悪戯か

Pete LinforthによるPixabayからの画像

 今から100年以上も昔、米国マサチューセッツ州で1人の医師が魂の重さを計測するという実験を行った。遺体の死後変化を考慮に入れた入念な計算の結果、魂の重さは21gだという結論に至っている。人間に魂が存在するのであれば、死後に魂はどこに向かうのだろうか。死後の世界は存在するのか、再び人間界に戻ってくることは可能なのだろうか? 今回は最愛の人を亡くした遺族が受け取ったという、死者からの奇妙なメッセージ5選を紹介しよう。

■ディーン・クーンツ

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画像は、「WIRED」より

 1988年9月、米国出身の有名なホラー小説作家ディーン・クーンツは、ある不可解な電話を受けた。電話口では女性の声で「気をつけて」と聞こえるが、電波の影響からかはるか遠くの方から言っているように聞こえたという。電話口の女性はディーンの質問には答えず、同じ言葉を3回ほど繰り返し電話を切った。奇妙な電話があった2日後、ディーンは施設に入所する父親が暴力で問題を起こしているとの連絡を受け施設を訪問する。ディーンが父親のもとへ向かうと、父親は突然手にしたナイフでディーンを刺そうとしたそうだ。父親からナイフを奪い取ったディーンだが、駆けつけた警官らに加害者だと勘違いされ銃口を向けられる。その後、誤解は晴れ無事解放されたディーンは、奇妙な電話が今回の事件を予期した亡くなった母親からの警告だったのではと考えるようになったという。

■誰もいない家から鳴らされた電話

 米国で不可解な電話があった1988年には、英国ブラックプールにある家でも、悪霊かポルターガイストによる奇妙な現象が起きていた。この家に住むフランク・ジョーンズとその家族は教会に助けを乞い家を清めてもらうが、その後状況はさらに悪化し、息子と妻が立て続けに死亡。妻の埋葬時には、彼女が片時も離さなかった携帯電話も一緒に土に埋められた。すると妻の葬儀後、フランクの携帯には不在着信が入っており履歴を確認、自宅の電話から発信されていたことが判明するが、その時間帯は自宅には誰も居ないはず。フランクが自宅に戻ると、部屋の中には妻の香水と愛用していた煙草の匂いが漂っていたという。

■「私は見ている」

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画像は、「HYSTORIC MYSTERIES」より。写真右が、ジャック・フロース

 2011年6月、米国ペンシルベニア州在住の男性ジャック・フロースが不整脈を患い、32歳という短い生涯に幕を閉じた。ジャックの死後から5カ月、彼の親友だったティム・ハートのもとへ1通のメールが送られてきたという。メールの件名には「私は見ている」とあり、本文には「聞こえてるか? 俺は今おまえの家にいる。このクソ汚い屋根裏部屋を片付けろ!!!」と短く綴られたメッセージが……。メールを受け取ったティムの驚きようはすさまじかった。というのも、彼の屋根裏部屋には今までにジャック以外の人間が訪れたことがなかったらしく、ジャックが病死する直前にも屋根裏部屋のスペースをいかに有効に活用するかという話し合いをしていたそうだ。

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画像は、「HYSTORIC MYSTERIES」より

■トニー

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画像は、「KentOnline」より

 2010年10月に起きた悲惨な交通事故により、当時20歳のトニー・ウッドマンシーが帰らぬ人となった。トニーは事故直前に霊媒師と会う約束をしていたらしく、葬儀の日が霊媒師との面会日だったことから、友人らは彼の母親であるサリーに、トニーが何かを伝えようとしているのではと語った。しかし霊的なものに懐疑的だった彼女は、彼らの話を真剣に聞かずに帰宅。すると、家中のテレビやラジオの電源が勝手に反応し始めたという。不可解な現象に怯えたサリーは、霊媒師に会いに行くことに。真っ暗闇の部屋の中でトニーに呼びかけると何かがサリーの手をつかむ感触があり、そのまま彼女の手は操られ、紙の上に何かを書き始めていく。明かりをつけると、紙には“トニー”という文字があった。その後もトニーとのコンタクトは続けられ、事故から4年後にはA4ノート20冊分もの言葉が記録されている。

■来世のシンボル“コマドリ”

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画像は、「Peoplecelebrity」より

 2014年4月1日、当時4歳のジャック・ロビンソンが脳腫瘍で他界。彼の母親マリーは息子の墓参りに頻繁に訪れていたのだが、2017年4月に墓参りに訪れた際に奇妙な出来事が起きたという。ジャックの墓の前で悲しみに暮れるマリーは、息子に無事天国に行けたか教えてほしいと願った。すると突然、どこからともなくコマドリが彼女の足元に舞い降り、その後マリーの手や肩にとどまり彼女の顔を見つめ続けたという。マリーはジャックがコマドリとなって、彼女の願いに応えるために来てくれたと信じた。また、面白いことにコマドリは長い間“死”と関連してきた鳥と考えられており、神話や伝説では小鳥が来世のシンボルになっている。

参考:「LISTVERSE」、ほか

 

※当記事は2017年の記事を再編集して掲載しています。

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