ジョンベネ殺害事件に新展開!?謎の手紙、DNA再鑑定…28年の時を経て、ついに真相解明への糸口となるのか
1996年のクリスマスシーズン、米国を震撼させた6歳の美少女殺害事件に、新たな展開の可能性が出てきた。チャイルド・ビューティー・クイーンとして知られたジョンベネ・ラムジーの未解決事件は、28年の時を経て、ついに真相解明への糸口が見えてきた可能性がある。
DNA鑑定と新たな捜査体制
事件当初、地元警察は外部からの侵入者説を否定し、両親による犯行説に固執していた。警察の仮説では、母親のパトリシアが娘のおねしょに激怒して事故死させた後に殺人に見せかけた可能性や、当時9歳だった兄のバークが何らかのトラブルで妹を殺害したという説を展開していた。
しかし2008年、現場から発見されたDNA鑑定により「身元不明の男」の存在が浮上し、警察は家族への疑惑を撤回、謝罪を行っている。
事件の発端は1996年12月26日、母親のパトリシアが身代金要求の手紙を発見したことから始まった。その後、同日中に父親のジョン氏が地下室のボイラー室で娘の遺体を発見。ジョンベネは口をダクトテープで封じられ、手は縛られ、母親パトリシアの画材から取られた筆と紐で作られた絞殺具が首に深く食い込んでいた状態だった。
捜査の進展と新たな展開
現在81歳となった父親のジョン・ラムジー氏は、Netflixのドキュメンタリーシリーズ「Cold Case: Who Killed JonBenet Ramsey?」が事件への関心を再び呼び起こしたことを前向きに捉えている。
最近、ある女性から「これ以上秘密を抱えていられない」という内容の手紙を受け取り、元夫が犯人だと告発する内容が記されていたという。記載された電話番号に連絡を試みたものの、応答はなかった。
しかしジョン氏は、このような展開さえも肯定的に受け止めている。「これまで警察は、私たち家族を犯人として仕立て上げようとしてきた。しかし、外部の人物による犯行の可能性に注目が集まることは良いことだ」と語る。
さらに、捜査における重要な進展が2つあった。1つは、捜査の「障害」とされていた当時の刑事が退職し、新しい警察署長との良好な関係が構築されたこと。ジョン氏は、最新技術を用いたDNA再鑑定への期待を寄せている。
FBIの新たな分析と犯人像
もう1つの進展は、FBIの本格的な捜査参加である。FBIは犯人像として、20代から30代の映画に強い執着を持つ人物という分析結果を示している。さらに注目すべきは、この殺人が被害者本人を標的としたものではなく、父親のジョン氏に対する恨みが動機である可能性を指摘している点だ。
全米から集まったメディアの過熱報道により、「リトル・ミス・コロラド」など数々の美人コンテストで優勝していた少女の生前の姿が繰り返し報じられた。コロラド州ロッキー山脈のふもとで起きたこの痛ましい事件は、アメリカ社会に大きな衝撃を与えた。
2006年に癌で他界した母親パトリシアの冤罪が晴れることはなかったが、ジョン氏は今回の捜査の進展に希望を見出している。「28年間、警察は私たち夫婦を起訴するために証拠を捻じ曲げることしかしてこなかった。しかし今、ようやく本当の捜査が始まろうとしている」と語った。
時が経っても癒えることのない悲しみを抱えながら、真相究明への道のりは続いている。新たな捜査体制による解決への期待が高まる中、28年前のクリスマスの悲劇の真相は、ついに明らかになるのだろうか。今後の操作に期待したい。
参考:Daily Star、ほか
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊ジョンベネ殺害事件に新展開!?謎の手紙、DNA再鑑定…28年の時を経て、ついに真相解明への糸口となるのかのページです。美少女、ジョンベネ殺害事件、未解決事件などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで