元宇宙飛行士リロイ・チャオ氏、「完全に滑らかで光沢のある金属球」との遭遇
元スペースシャトル司令官であり、国際宇宙ステーション(ISS)へのミッションを含む輝かしいキャリアを持つリロイ・チャオ氏が、2023年に私用の小型機を操縦中に目撃した謎の金属球について詳述した。
突如現れた謎の金属球
チャオ氏が操縦していた4人乗りの小型飛行機は、高度9,000フィート(約2,700メートル)を飛行中だった。彼によれば、その時、2つの「完全に滑らかで光沢のある」金属球が突然現れ、彼の飛行機に向かって真っ直ぐ飛んできたという。
「テキサスのパンハンドル地方を飛行中で、周囲には何もなかった。しかし、突然それらの物体が現れた。まっすぐこちらに向かってきた」とチャオ氏はニューヨーク・ポスト紙に語った。
この体験は彼を大いに動揺させたものの、幸いにも彼や飛行機に被害はなかった。さらに驚くべきことに、チャオ氏はこの金属球が飛行機の周囲の空気を乱すことなく飛行していたと指摘している。また、推進装置らしきものも一切見当たらなかったという。この点が多くの専門家やUFO愛好家の関心を引きつけている。
「もし衝突していたら、本当に大変なことになっていただろう。そして誰も私に何が起きたか知ることはなかっただろう」と彼は振り返る。
他のUFO目撃事例との共通点
チャオ氏の目撃談は、2023年4月に中東の軍事基地上空で目撃されたUFOを記録したペンタゴンの機密解除映像と比較されることが多いという。この映像に登場するUFOも金属的な性質を持ち、推進装置が見当たらない特徴があった。
「その映像を思い出させた」とチャオ氏は認め、「もしかして同じ物体だったのではないか」と考えたことを明かした。
また、彼は宇宙における他の知的生命体の存在を確信しているとも述べている。「この広大な宇宙で、我々だけが知的生命体だと考えるのは傲慢だと思う」と語った。
しかし同時に、他の知的生命体が地球を訪れたことがあるかどうかについては懐疑的だという。その理由として、宇宙の広大さを挙げた。
「宇宙はあまりにも広大だ。だからエイリアンが地球を訪れたという説には少し懐疑的だ」と述べている。
科学的視点を忘れない冷静さ
チャオ氏の体験は多くの興味を集めているものの、彼自身は科学的な視点を忘れていない。「宇宙には他の知的生命体が存在するかもしれないが、我々がお互いに出会うことは決してないかもしれない。それが現実的な問題だ」と述べた。
彼の目撃談は、UFO現象に対する新たな注目を集めているが、その解釈は科学的な慎重さと未知への好奇心の間で揺れている。
謎の金属球は、宇宙の他の知的生命体の存在を示唆するものなのか。それとも何かほかの未知の現象なのか。この問いへの答えは、科学の進歩とさらなる調査に委ねられているかもしれない。
参考:Anomalien.com、ほか
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2024.10.02 20:00心霊元宇宙飛行士リロイ・チャオ氏、「完全に滑らかで光沢のある金属球」との遭遇のページです。オーブ、金属球などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで