“自分でバッテリーを交換”するロボットが誕生!人間が不要になる時代の幕開けなのか…?

ヒューマノイドロボットの進化が、また一つ大きな節目を迎えた。中国のUBTECH社が開発した新型ロボット「Walker S2」は、なんと自分でバッテリーを交換できるという驚きの能力を持っている。
これにより、人の手を一切借りることなく、24時間働き続けることが可能になる。同社はこの機能を「世界初」とうたっており、ロボットが真に自律して稼働する未来への扉を開いたと言えるだろう。
賢く働く「Walker S2」の能力
Walker S2は、身長162cm、体重43kgと、小柄な大人ほどのサイズ感だ。搭載された48ボルトのリチウムバッテリーにより、歩行なら2時間、静止状態なら4時間の連続稼働が可能。充電には90分を要する。
このロボットが画期的なのは、単にバッテリーを交換できるだけでなく、そのタイミングを自ら判断できる点だ。自身の電力残量や任されたタスクの優先度を考慮し、「今、交換すべきか」を決定するという。公開された動画では、Walker S2が充電ステーションに歩み寄り、空のバッテリーを取り外して、満充電のバッテリーを装着するまでの一連の動作を、すべて自律的にこなす様子が映し出されている。

ロボットが人間に頼らない未来へ
Walker S2は、工場での作業や公共施設での顧客対応といった場面での活躍が期待されている。関節が多彩に動くことを示す「20の自由度」を持ち、Wi-FiやBluetoothにも対応しているため、様々な環境で柔軟に任務をこなせるはずだ。
ロボットが充電すら自分で行い、自律的にタスクをこなし続ける。そんな光景が当たり前になる時、私たち人間の役割はどう変わっていくのだろうか。ロボットが人間をまったく必要としなくなる日は、もうすぐそこまで来ているのかもしれない。
参考:Anomalien.com、ほか
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2024.10.02 20:00心霊“自分でバッテリーを交換”するロボットが誕生!人間が不要になる時代の幕開けなのか…?のページです。ロボット、フライングヒューマノイド、AIなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで