中国のロボット企業、ついに「殺人兵器」を開発か? ― “AI搭載アサルトライフル”が世界に与える衝撃

ディストピア映画で描かれてきた悪夢が、ついに現実のものとなるのかもしれない。中国のロボット企業が、自動小銃を装備可能なヒューマノイドロボットを開発していることが明らかになり、第三次世界大戦への懸念を背景に、世界中に衝撃が走っている。
この恐るべき技術を披露したのは、中国・山東省に拠点を置くロボット開発企業「Shandong Youbaote Intelligent Robot Company(山东优宝特智能机器人有限公司)」。英タブロイド紙「Daily Star」が報じたところによれば、彼らが目指すのは、2050年までに約950兆円規模に成長すると予測される巨大市場の覇権だ。

メディア向け公開イベントで“うっかり”映り込んだ殺戮兵器
先日、同社のオフィスで行われたメディア向けの発表会では、最新鋭のヒューマノイドロボットが、奇妙な戦闘スタイルでポーズをとるなど、様々なデモンストレーションを行った。
しかし、「Daily Star」誌が注目したのは、公式に披露されたロボットそのものではない。公開された写真の中に、本来であれば公開されるはずのなかった、恐るべき物体が写り込んでいたのだという。
それは、オフィスの片隅にある金属製の棚に、無造作に置かれていた一つのアサルトライフルであった。しかし、それはただの銃ではない。黒いスチール製のユニットに覆われ、制御パネルと無数の配線が取り付けられている。引き金部分には赤と黄色のワイヤーが直接接続され、下部にはロボット本体に固定するためのボルト穴まで用意されていた。

これはヒューマノイドロボットに搭載するために特別に改造された、AI搭載型のアサルトライフルなのだろうか。
サーマルイメージング技術との連携も
さらに、意図せず公開されてしまったと思われるもう一枚の写真には、ヒューマノイドロボットにリンクされたサーマルイメージング(熱画像)の制御ユニットが写っていた。その画面には、室内にいる人間の熱を検知している様子がはっきりと映し出されている。

これらの技術が組み合わさることで、ロボットは暗闇の中でも敵を正確に識別し、自動で攻撃することが可能になる。まさに、SF映画に登場する殺人ロボットそのものである。
「ロボット犬とアームだけ」は嘘なのか
この企業の公式ウェブサイトには、「二足歩行の生体模倣ロボットと油圧式特殊ロボットの開発に取り組んでいる」と記載されており、製品紹介もロボット犬やロボットアームが中心だ。しかし、今回の発表会で明らかになった事実は、彼らがそれ以上の、遥かに恐ろしいものを開発していることを示唆している。
中国政府の支援を受けるこの企業は、家庭用の補助ロボット開発だけでなく、やはりその先の軍事利用を視野に入れているのだろうか。
人類の未来にとって、あまりにも深刻な光景だ。ヒューマノイドロボットが自動小銃を手に戦場を闊歩する日は、我々が思うより、ずっと近くまで迫っているのかもしれない。
参考:Daily Star、ほか
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