ペルシャ湾上空に“謎の光球”出現、旅客機が緊急回避!その正体は…

 2025年10月28日、深夜。ペルシャ湾上空、高度7600メートル。ドーハからアラブ首長国連邦へ向かう旅客機のパイロットは、突如として目の前に現れた、信じがたい光景に息を呑んだ。純白に輝く、巨大な球体。それは、わずか1~2分で数倍の大きさに膨れ上がり、旅客機の航路を塞いだ。これは一体何だったのか。SpaceXのロケットか、それとも闇に紛れて行われた極秘の軍事作戦の痕跡なのだろうか。それとも…。
旅客機が緊急回避した“膨張するガス球”
パイロットの証言によれば、その物体は、飛行機雲でも、気象現象でも、燃料放出でもなかった。完璧な球形をした、密度の高い白い“ガスの塊”。その急速な膨張は、パイロットに衝突の危険を感じさせ、緊急の回避行動をとらせるほどだった。この異常事態は、緊急周波数で他の複数の航空機からも報告されたという。
 航空管制は、周辺で予定されていたいかなる打ち上げや軍事演習も確認できなかった。しかし、後に、一つの奇妙な“偶然”が明らかになる。


“8分後”の偶然―SpaceXのファルコン9打ち上げ
この謎の光球が目撃された、わずか8分後。地球の反対側、米カリフォルニア州のヴァンデンバーグ宇宙軍基地から、SpaceXのファルコン9ロケットが、スターリンク衛星を載せて打ち上げられていたのだ。
 ロケット打ち上げ、特にその上段ステージからの燃料放出は、高高度で太陽光に照らされると、「宇宙クラゲ」と呼ばれる、巨大な光のドームを形成することが知られている。しかし、問題はその距離だ。カリフォルニアとペルシャ湾は、数千キロも離れている。地球の反対側での打ち上げが、これほどまでに鮮明で、密度の高い光球を中東の空に作り出すことが、果たして可能なのだろうか。
もう一つの“偶然”―姿を消した弾道ミサイル追跡機
このミステリーには、もう一つの、さらに不気味な“偶然”が重なる。
光球が目撃される数時間前、パキスタン上空では飛行禁止区域が設定され、そして、カタールからは、弾道ミサイルのデータを収集する特殊な米空軍機「コブラボール」が離陸していた。そして、このコブラボールは、深夜0時直前に、自らの位置情報を示すトランスポンダーのスイッチを切り、レーダーから姿を消していたのだ。
 ペルシャ湾は、地政学的に極めて緊張の高い地域だ。我々が見たのは、本当にSpaceXのロケットが生んだ美しい天文ショーだったのか。それとも、闇に紛れて行われた極秘のミサイル実験の恐るべき痕跡だったのだろうか。
Unidentified expanding white gas/sphere over the Gulf October 28 – multiple traffics reported it
byu/bf5ee inflying
ソ連時代の“光のドーム”との不気味な類似
実は、このような現象は過去にも目撃されている。1988年、ソ連上空で、米軍の偵察機が、空全体を覆う、半透明の白い壁のような光に遭遇した。「光のドーム」と名付けられたこの現象は、当時、米国の早期警戒衛星を欺くためのソ連のハイテクな対抗策ではないかと疑われた。
ペルシャ湾の夜空に現れた巨大な光の球。その正体は今も謎に包まれている。SpaceXの打ち上げとの時間的な近さ、そして米軍機の不可解な動き。二つの“偶然”が、この謎の光球を単なる天文現象以上のミステリーへと昇華させているのかもしれない。
参考:Espacio Misterio、ほか
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2024.10.02 20:00心霊ペルシャ湾上空に“謎の光球”出現、旅客機が緊急回避!その正体は…のページです。米軍、スペースX、ガス、発光体などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで

 
	
 
    





 
			 
			 
			 
			


