「UFOに乗った犬」と出会った警官のヤバすぎる体験談! 幻覚ビジョン、空白の時間、記憶喪失… 超絶パラノーマル現象

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 ドローンタイプのUFOも存在すると考えられるが、内部に操縦室や客室があった場合はやはりそこにはエイリアンがいると見るのが自然だろう。しかし“アブダクション”体験談の中には想像の斜め上を行く奇妙な報告もある。UFOの内部でなんとジャーマンシェパードのような大きな犬と出会ったというのだ。

■早朝の路上に浮かぶ高速回転UFO

 UFOの目撃報告よりも格段にレアケースであるのが“アブダクション”体験だ。UFOによる誘拐事件は、そもそも帰還できた者しか語ることができないのだが、その貴重な体験談はやはり興味深い。UFO目撃報告ならば、その外観がどんなものであったのかを詳しく説明することが求められるが、アブダクション体験の場合は当然、その内部がどのようなものであったのかにも話が及ぶ。

 オルタナティブメディア「Mysterious Universe」の2020年の記事では、実に奇妙なアブダクション体験談が紹介されている。アブダクション被害者はイギリス・ヨークシャーの警官であるアラン・ゴッドフリー氏で、1980年11月28日の深夜にパトロールをしていた時のことである。

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 夜が明ける直前に、彼はトッドモーデン地区でパトカーを走らせ、牧場から行方不明になったとの連絡を受け、数頭の牛をしばらく探した。

 ゴッドフリー氏は牛の捜索を諦め、その日の任務を終えるために署に戻ろうとした道中で数百メートル先のハイウェイ上に路線バスのような車体が目に入った。時刻は午前5時になろうとしていた。

 署に向けてパトカーを走らせていたゴッドフリー氏だったが、件の路線バスに近づいてみるとそれは車両などではなくきわめて奇妙な物体であることに気づいた。その物体は無人の道路上を非常に低い位置で高速で回転しながらホバリングしていた。回転によって強い風を引き起こし道路の脇の茂みが揺れていた。これはUFOなのか?

 ゴッドフリー氏は車を停めて警察無線で署に報告しようとしたが、このあたりの場所は谷になっていて無線が入りにくいエリアであり、案の定回線はつながらなかった。

 この地域ではよくあることで珍くはないのだが、ゴッドフリー氏は職務の1つを果たすべく、メモ帳と鉛筆を手にして車を降り、路上で静かにホバリングしているUFOのスケッチを試みたのだ。

 UFOの姿をしっかり観察してスケッチするゴッドフリー氏だったが、少しするとこの奇妙な宙に浮かぶ物体がまばゆいばかりの白い光を放ち、その強烈なフラッシュに視界が遮られた。

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 視力が回復してきたゴッドフリー氏は、驚くべきことにスケッチしていた場所から20フィート先の路上でパトカーを走らせていたのだった。どうやって車に乗り込んでこの距離を走らせたのか、その間の記憶がまったくなかったのである。

■UFO内部にジャーマンシェパードの姿

 実はこれはエイリアン・アブダクションに特有の現象であるといわれ、白いフラッシュなどの幻覚的なビジョンに包まれている間に“アブダクション”を体験していて、そのことに気づかないまま、次の瞬間に現実に引き戻されているといわれている。

 周囲も本人もこのことを理解し、ゴッドフリー氏は催眠療法でこの“空白の時間”の記憶を取り戻そうとしたのである。“アブダクション”の間の記憶を取り戻したゴッドフリー氏は何を見たのか。

 連れ込まれたUFOの内部でゴッドフリー氏は確かに人の姿かたちをした“エイリアン”を見たことを思い出した。しかしそれだけでなく、大きな黒い犬にも遭遇したことを催眠中に語ったのだ。

「まぁ、それは犬だと思います。恐ろしい犬のように見えます。ジャーマンシェパードのような犬です」(ゴッドフリー氏)

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 実はゴッドフリー氏が不気味な“猟犬”と遭遇したのはこれが初めてではなかった。数年前には、彼は幽霊のようなラブラドールを目撃している。また1960年代にはトッドモーデン近郊をドライブ中に、前方に大きな黒い犬を抱えた女性の姿を目撃した。慌ててブレーキを踏んだが、次の瞬間に女性と犬の両方が消えたという。

 ここトッドモーデンでは何世紀にもわたって「ガブリエルハウンド」として知られているゴースト犬の都市伝説がある。これはイギリスでより広く伝承されている“ブラックドッグ(Black Dog)”の現象に似ている。

 不気味な黒い犬の姿のそれは、シェイクスピアの『マクベス』に登場する魔女の猟犬になぞらえたものともいわれ、アーサー・コナン・ドイルによるシャーロック・ホームズシリーズの中の『バスカヴィル家の犬』(新潮文庫ほか)の着想の発端になったともいわれている。

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画像は「Wikipedia」より

 はたしてUFOの内部にいたこの犬は地球外生命体なのか。それとも、地球上の犬が囚われの身になっていたのか。人間だけでなく犬たちもUFOの捕獲の対象であるとすれば、“アブダクション”の概念を修正する必要に迫られるかもしれない。

参考:「Mysterious Universe」、ほか

※当記事は2020年の記事を再編集して掲載しています。

TOCANA編集部

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