ノストラダムスの“2026年予言”が恐ろしい… 「蜂の大群」と「大戦争」、人類は再び戦火に包まれるのか

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By César de Notre-DameEnglish Wikipedia. Uploaded there by en:User:Sasha I, 14:24, 9 August 2006, Public Domain, Link

 来年はこの世界にさらなる戦火が待ち構えているのか――。ノストラダムスの“2026年予言”では「蜂の大群」と「大戦争」が暗示されている。

■ノストラダムスの“2026年予言”

 来年についてより具体的に検討する時期を迎えているが、ノストラダムスによれば、 2026年は戦争の増加、東西間の対立、そして「蜂の大群」が示されており、より厳しい年になる可能性があるという。

 英紙「Daily Star」によれば、ノストラダムスは2025年末の「長期戦争の終結」を予言したが、これはロシアとウクライナ間の長期にわたる紛争を意味すると多くの人が理解しており、「長期戦争により全軍が疲弊し、兵士のための資金が見つからない」と記している。もうすぐウクライナでの戦火は鎮火するのだろうか。

 しかし2026年に向けて、彼はさらなる紛争を予見している。その中には、西洋と東洋の衝突を予言し、20世紀の世界大戦を彷彿とさせる憂慮すべき暗喩も含まれている。

火星が星々の行路を支配する時、聖域には人間の血が撒き散らされる。東の端から三つの炎が昇り、西は静寂の中で光を失う

 火星は古代ローマの戦争の神であることから、2026年にはさらなる戦いが予想されてくる。しかし英「Daily Mail」紙によるとほかの解釈もあり、AI開発競争においてヨーロッパが中国や日本などの国々に遅れをとる経済戦争を示唆している可能性もあるという。

 ノストラダムスは2026年について“蜂の大群”の出現にも言及している。

蜂の大群が出現する…夜は待ち伏せする…

 これは実際の蜂を指している可能性もあれば、ドローンの大群のことかもしれない。

 また蜂は力の象徴であるともいわれており、この予言は世界の指導者たちが共通の目的を達成するために結集することを意味していると考える者もいる。

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 これは2022年のロシアによるウクライナ侵攻を受けて、ドナルド・トランプ、ウラジーミル・プーチン、ウォロディミル・ゼレンスキーが膝を交え、何らかの解決策に到達することを指しているのかもしれないし、トランプのガザ和平協定を指しているのかもしれない。

 真実が何であれ、ノストラダムスが書いているように、さらなる戦争が待ち受けているのは確かのようだ。

7カ月にわたる大戦争、悪によって人々が死ぬ/ルーアン、エヴルー、王は倒れない

 また別の一節には次のように記されている。

この都市が示す恩恵のゆえに…ティチーノは血で溢れかえるだろう…

 ティチーノ州はスイスの最南端に位置する地域で、永世中立国のスイスが戦争に巻き込まれる可能性は低いとは思われるものの、これはより広義のヨーロッパにおける紛争を意味している可能性もある。

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 これらの詩は、ノストラダムスの信奉者の多くが2026年に関係していると考えている『予言集』第26番の四行詩から取られている。彼の予言の多くは破滅と暗黒を予言しているように思えるが、彼はこの年に対していくらかの希望も暗示しているようだ。

影は消えるが、光の男は立ち上がる

そして星々は、内なる自分を見つめる者を導くだろう

 もちろんこの詩が実際に何を意味するのかはわかからない。しかし戦争と経済的な緊張が過ぎ去れば、世界に対する新たな、より前向きな希望の光が見えてくるのかもしれない。2026年はぜひとも明るい兆しを見出す年にしたいものである。

参考:「Daily Star」、「Daily Mail」ほか

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文=仲田しんじ

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