2026年3月、大規模通信障害の恐れ? “生けるノストラダムス”アトス・サロメ氏が警告する太陽嵐のリスク

“生けるノストラダムス”ことアトス・サロメ氏の“2026年予言”の中でも、特に懸念されてくるのは激しい太陽嵐であるという――。
■アトス・サロメ氏の“2026年予言”
ブラジル人の霊能者で、“生けるノストラダムス”として知られているアトス・サロメ氏によると、太陽活動は2024年以降、より活発な時期に入り、不安定性の兆候が継続的に記録されているという。彼はこのデータと科学的な予測を組み合わせることで、太陽嵐(太陽フレア)が全人類の日常生活に直接影響を与える可能性が高まっていると述べている。
英メディア「UNILAD」のインタビューでサロメ氏は、最も重要な時期は2026年3月初旬に始まると説明した。
「2024年以降、太陽活動のピークは不安定さを増す傾向を示しています。これは月を追うごとに増大する現実の物理的リスクを反映しています」(サロメ氏)
2026年は太陽嵐による重要な技術やサービスへ深刻な影響を及ぼす懸念が深まっているという。彼の発言によると、地球が特に強力な太陽嵐に見舞われた場合、停電、通信障害、電子機器の損傷などの被害が発生する可能性があるということだ。インタビューで彼は、混乱は広範囲に及び、影響を受けた地域では深刻な通信途絶が発生する可能性があると警告する。

この恐怖を理解するには、太陽嵐とは何かを知る必要がある。NASAによると太陽嵐の現象は、太陽が粒子、磁場、そして高エネルギーの破片を宇宙空間に放出することで発生する。もしこのエネルギーの流れが地球に向かっていると、その衝撃で地球の磁場が変化する可能性がある。太陽フレアの強さに応じて、オーロラの多発から大規模な停電まで、その影響はさまざまである。しかしNASAはこの現象が人体に直接的な危険をもたらすことはないと述べている。
地球は過去にも大規模な太陽嵐を経験している。最もよく知られている例は、1859年9月に記録された「キャリントン・イベント」で、アラスカ大学地球物理学研究所の研究によると、当時、太陽活動の激しさにより赤道付近の地域で目に見えるオーロラが発生し、電信局で火災が発生した。
科学者たちは現在太陽活動周期が進行中であり、2026年3月までにピークに達することが確認されている。太陽は11年ごとに磁極を反転させ、乱流が活発化する時期に入り、これにより太陽嵐の発生確率が高まるのだが、その正確な強度は事前には予測できない。

アトス・サロメ氏の予測は宇宙現象にとどまらない。彼はまた、中国やロシアといった大国間の紛争が世界大戦の引き金となる可能性についても言及した。また国際的な混乱を引き起こす可能性のある新たな感染症の出現についても指摘し、欧州連合(EU)がmRNAベースのワクチンの改良版の承認を急がせていることを例に挙げ、世界的な監視システムの強化が必要だと述べた。
彼の予言には神秘的な解釈がつきまとうものの、世間の関心の多くは、予言的な主張と入手可能な科学的情報との一致点に集まっているとも言える。太陽嵐の場合、超自然的な予言の有無にかかわらず、現在の太陽活動の観測に基づくデータがさらなる懸念を深めている。
ご存知のように11月29日には全日空のエアバス機の整備作業に伴いかなりの数の便が欠航となったが、これは通常より強い太陽嵐の影響で機体の一部が制御できなくなる可能性があるためだ。このような不測の事態がほかの分野でも起こり得る可能性はじゅうぶんにあるのだろう。今後来春にかけては太陽嵐がもたらすリスクに警戒を緩めてはならない。
参考:「UNILAD」、「Misterios do Mundo」ほか
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2024.10.02 20:00心霊2026年3月、大規模通信障害の恐れ? “生けるノストラダムス”アトス・サロメ氏が警告する太陽嵐のリスクのページです。太陽フレア、太陽嵐、予言、アトス・サロメなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
