「電柱に聖母マリアが降臨した」数千人が殺到するパニック! 当局が“奇跡の電柱”を物理的に撤去する異常事態=ルワンダ

奇跡は突然、そして予想外の場所に現れるものだ。
しかし、まさか「電柱」に聖母マリアが降臨するとは、誰が想像しただろうか?
アフリカ・ルワンダの小さな村で、子供たちの目撃証言をきっかけに数千人の巡礼者が押し寄せる騒動が起きている。事態を重く見た当局が「物理的に電柱を撤去する」という強硬手段に出るほど、現場はカオスと化していたようだ。
現地で一体何が起きたのか、詳細を見ていこう。
下校途中の小学生が目撃した「電柱のマリア」
騒動の発端は1月中旬、ルワンダ北部のガタラガ村でのことだった。
学校から帰宅途中の10歳の2人の子供たちが、ふと見上げた電柱に信じられないものを見たという。
それは、幼子イエスを抱いた聖母マリアの姿だった。
子供たちの証言によれば、聖母の像は電柱に現れた後、近くの木にも移動して出現したという。興奮した子供たちが家に帰り、その「奇跡」を詳細に語ったことで、噂は瞬く間に村中、そして近隣地域へと拡散された。
10歳の子供が二人揃って同じ幻覚を見るだろうか? 彼らの目には、確かに何かが映っていたのかもしれない。

数千人が殺到、そして電柱は撤去された
「聖母が現れた場所で祈れば、自分も奇跡にあやかれるかもしれない」
そんな期待を胸に、村には数千人規模の巡礼者が押し寄せた。静かな村は一変し、一種の宗教的熱狂に包まれた。
だが、現実はドライだ。現地を視察した地元当局者のンセンギマナ・クラウディエン氏はこう断言した。
「数千人が集まっていたが、異常なものは何も確認されなかった。この話は真実ではない。ただの噂だ」
そして、当局が取った行動が凄い。なんと、群衆の安全確保を理由に、騒動の中心となった「電柱そのものを撤去」してしまったのだ。
奇跡の証拠(とされるもの)を物理的に排除する。ある意味で最も効果的だが、信仰心を持つ人々にとってはショッキングな対応だろう。

教会側の冷静な視点と「本物の奇跡」の条件
一方、カトリック教会側も事態の沈静化に追われている。
地元のジャン・ボスコ・ナンバジェ神父は、群衆に対し冷静になるよう呼びかけている。
「こうした問題には慎重な識別が必要です。聖母マリアは、明確なメッセージもなしに、一度に数千人の前にただ現れるようなことはしません。過去に認定された出現事例とは異なるのです」
ルワンダといえば、1980年代に「キベホの聖母」と呼ばれる聖母出現事件が起き、後にバチカン公認となった歴史がある。あの時は、のちのジェノサイド(大虐殺)を警告するような、具体的で血なまぐさいメッセージが託されていた。
それに比べると、今回の「電柱マリア」はメッセージ性が乏しい、というのが教会側の見解のようだ。

信仰心か、集団ヒステリーか
教会は今後、子供たちが本当に奇跡を目撃したのかどうか、正式な調査を行う予定だという。
電柱は撤去されてしまったが、人々の心に灯った「何か」まで消し去ることはできないだろう。
もし本当に聖母が降臨したのだとしたら、なぜ教会や聖地ではなく、無機質な電柱を選んだのか?現代社会への何らかの皮肉か、あるいは単に一番目立つ場所だったのか。
「奇跡」の判定が出るまでには、まだ時間がかかりそうだ。
参考:Coast to Coast AM、KT PRESS、ほか
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2024.10.02 20:00心霊「電柱に聖母マリアが降臨した」数千人が殺到するパニック! 当局が“奇跡の電柱”を物理的に撤去する異常事態=ルワンダのページです。聖母マリア、奇跡、ルワンダなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで