アメリカ版アトランティス発見!? 海底に沈む「1万2000年前の巨大ピラミッド」と羅針盤を狂わせる電磁波の謎

1万2000年前に栄えた超古代文明の遺跡なのか――。米ルイジアナ州沖に海に沈んだ「失われた都市」があるという。
■メキシコ湾に沈んだ都市遺跡を発見!?
引退した建築家でアマチュア考古学者のジョージ・ジェレ氏は、ルイジアナ州最東端のシャンデルール諸島付近の海底には、 1万2000年前に栄えた高度な文明の遺跡が眠っていると確信している。50年にわたる調査の結果、彼はメキシコ湾の海底に数百もの建造物が埋まっている証拠を発見したというのだ。
彼が発見した最大の遺物は、海底にそびえ立つ高さ85メートルの巨大なピラミッドで、ジェレ氏によれば、それはかなり強い電磁波を発しているという。
ジェレ氏によるとこの沈んだ構造物が放つ電磁波は非常に強力で、航行機器に甚大な被害を与えるという。彼は海底のピラミッドがエネルギーの急激な変化を促し、船の羅針盤を狂わせると主張している。
地元エビ漁師のリッキー・ロビン氏は、これまで何度もジェレ氏をこの場所まで運んできた人物だが、彼はこの海域を悪名高い“バミューダトライアングル”になぞらえている。
ロビン氏は地元テレビ局「WWL-TV」に対し「船に積んだものは全て失われるだろう。まるでバミューダトライアングルにいるかのように、電子機器は全て危険にさらされる」と語っている。彼は自分の船の機器が誤作動を起こした瞬間を鮮明に覚えているという。またその場所ではコンパスが回転したままになるという。
ジェレ氏はこの遺跡を「クレセンティス(Crescentis)」と名づけ、構造物は海面から約9メートルの深さにあるのだが、現在の遺跡には約30メートルもの泥が堆積していると考えている。
彼はこの遺跡が約1万1700年前の最終氷河期末期に海に沈んだと推測し、その配置は「ギザの大ピラミッドと地理的に関連している」と主張している。ジェレ氏が決定的な証拠として挙げているのは、水中で発見された一連の謎めいた花崗岩の石塚だ。これはルイジアナの地形には自然には存在しない種類の石なのだ。
「誰かが10億個もの石をミシシッピ川に流し、後にニューオーリンズとなる場所の外にそれらを積み上げたのです」(ジェレ氏)

アメリカ版の“アトランティス”である可能性は魅力的だが、複数の科学者はこの海底の“ピラミッド”は実際にはもっとありふれたものかもしれないと示唆している。
1980年代にテキサスA&M大学が行った研究では、これらの花崗岩の石塚は、浅瀬での航行重量を軽減するためにスペイン船またはフランス船が投棄したバラスト石である可能性が高いことが示唆されている。また2011年には考古学教授のロブ・マン氏が、これらの石塚は1940年代に人工礁を建設しようとした際の残骸である可能性を指摘している。
マン氏はこの場所は大型の艀(はしけ)が石を投棄した結果のように見えるという点には同意したが「しかしなぜ? そしてなぜそこに? という疑問に答える必要があります」と言及し、意図的に人工礁を作ろうとしたのだと説明する。
ジェレ氏はこれらの説を認めつつも、花崗岩は高価な素材であり、ゴミとして捨てられるとは考えにくいとして、彼らの見解には依然として懐疑的な姿勢を示している。はたしてメキシコ湾の海底には海に沈んだ超古代文明の都市遺構があるのだろうか。今後の調査の行方も気になるところだ。
参考:「Daily Star」ほか
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊アメリカ版アトランティス発見!? 海底に沈む「1万2000年前の巨大ピラミッド」と羅針盤を狂わせる電磁波の謎のページです。ピラミッド、遺跡、メキシコ湾、古代文明、アトランティスなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
