「冬の夜、町へ降りてくる」ビッグフットの行動パターン、排水路と線路をたどり深夜0時〜3時に現れる!?

「冬の夜、町へ降りてくる」ビッグフットの行動パターン、排水路と線路をたどり深夜0時〜3時に現れる!?の画像1
イメージ画像 Created with AI image generation

 ビッグフットといえば、人里離れた森に潜む毛むくじゃらの巨人が定番のイメージだ。ところが、膨大な目撃報告を洗い直した結果、その巨人が人間の暮らす町の内部にまで、夜な夜な入り込んでいる可能性が浮上した。

 英デイリー・メールによると、分析を行ったのは元警察官で独立研究者のブルース・シャンペーン氏。全米14州・5834件の報告を調べ上げ、そこから「都市への侵入」と呼べる25件を選び出したという。

人口密集地の奥で目撃された「25件」

 シャンペーン氏が素材としたのは、Oregonbigfoot.com、グリーン・アーカイブ、そして米国で最も広く参照されるビッグフット調査団体BFRO(Bigfoot Field Researchers Organization)の3つのデータベースだ。BFROの記録は1904年までさかのぼり、州別ではワシントン州が700件超で最多、カリフォルニア州が500件近くで続く。

 同氏が絞り込みの条件にしたのは、1平方キロあたり1600人以上が住む人口密集地で、しかもその境界から400m以上内側に入った地点での目撃であること。さらに目撃者の人数や信頼性、生物との距離、遭遇時間から報告を評価し、信憑性が高い25件を抽出した。

 こうして選ばれた事例は14州に分布し、特にイリノイ、オハイオ、ユタ、ニュージャージー、コロラドの各州に集中していた。目撃のピークは2006年から2015年にかけてだという。

排水路と線路をたどる「深夜0時〜3時」の侵入者

 浮かび上がった行動パターンは、なかなか不気味だ。目撃された生物は、排水路や鉄道の線路沿いといった人目につきにくいルートを伝い、町の中へ平均で約2.8kmも入り込んでいたという。中には約13kmも町の奥まで歩いていたとされるケースもあるが、具体的な日付や場所は明かされていない。

 時間帯は深夜0時から午前3時に集中し、季節別では冬が36%で最多。秋27%、夏23%、春14%と続く。目撃証言の40%は「巨大」と描写していた一方、5人に1人はむしろ「細身」だったと証言している。報告の中には身長が最大で約4.6m、足跡の長さが最大約61cm、幅約20cmに達したとするものもある。

 シャンペーン氏はこれを、森の縁での偶発的な遭遇ではなく、慎重に繰り返された行動だと解釈する。まれで意図的、ほぼ単独で夜間に通り道を使う侵入であり、柔軟な意思決定能力をうかがわせるという見立てだ。

「冬の夜、町へ降りてくる」ビッグフットの行動パターン、排水路と線路をたどり深夜0時〜3時に現れる!?の画像2
By Roger Patterson and Robert Gimlin – https://adventuresinrediscovery.com/2022/06/13/a-forensic-analysis-of-the-patterson-gimlin-film/, Public Domain, Link

冬の町に下りてくるのは「食料不足」のせいなのか

 なぜ冬なのか。シャンペーン氏は、類人猿をはじめとする知能の高い動物が人間と遭遇する際の行動と比較したうえで、食料が乏しくなる冬季に、餌を求めて隠れ家から出てくるのではないかと推測している。日本でも、山の木の実が不作の年にクマが人里へ下りてくる「アーバンベア」問題が深刻化しているが、構図はそれとよく似ている。

 また、夜間の移動を強く好む点について同氏は、昼間に都市の通り道を使うことの危険性を、この生物が理解している証拠ではないかと指摘する。そのうえで、都市への侵入はまれではあるものの行動として一定の構造を持っており、比較研究や現地調査を進める価値があると結論づけている。

 もっとも、冷静な視点も欠かせない。1958年にカリフォルニア州ブラフ・クリークで巨大な足跡が報じられて以来、目撃談や写真は数え切れないほど積み重なってきたが、科学者がビッグフットの実在を認めるような物的証拠は、いまだ一度も公に示されていない。今回の分析も、あくまで目撃報告という「証言」を整理したものにすぎない。

 それでも、5000件を超える報告の中から、季節・時間帯・ルートにまで一貫したパターンが浮かんだのは事実だ。寒い冬の真夜中、線路脇の暗がりを音もなく歩く大きな影がいるとしたら。ビッグフットを探すべき場所は、深い森の奥ではなく、案外すぐ近くの町はずれなのかもしれない。

参考:Daily Mail、ほか

関連キーワード:,
TOCANA編集部

TOCANA(トカナ)は、「ホントカナ?」を編集方針に、UFO・UAP、UMA、心霊、予言、超古代文明、都市伝説など世界の「謎」を追うオカルトニュースメディア。2013年の開設から13年、公開記事は2万本以上。
Twitter: @DailyTocana
Instagram: tocanagram
Facebook: tocana.web
YouTube: TOCANAチャンネル

※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。

人気連載

“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.02 20:00心霊

「冬の夜、町へ降りてくる」ビッグフットの行動パターン、排水路と線路をたどり深夜0時〜3時に現れる!?のページです。、などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで

トカナ秘密結社購買部