濁った沼をよろめく「非人間的な影」の正体は身長145cmの幼体ビッグフットか、水浴び中の高齢男性か

ビッグフット(サスカッチ)の目撃談の多くは、不鮮明な写真や動画に頼らざるを得ない宿命を背負っている。
だが、アメリカ・ニューヨーク州の湿地で撮影されたという1枚の写真は、その不鮮明さゆえにかえって議論を呼んでいる。写り込んでいた何かが、あまりにも「人間離れ」していたというのだ。
濁った沼をよろめき歩く「人間離れした」何か
目撃者は、休日にハイキングを楽しんでいた25歳の女性で、名前は「K.D.」とだけ伝えられている。
現場はニューヨーク州オノンダガ郡の人里離れた氷河湖と湿地帯。8月10日の午後1時ごろ、K.D.さんは泥と水の中をよろめきながら歩く何かを見つけた。最初は裸の男性かと思ったという。
ところがその「何か」が突然振り向き、こちらをじっと見つめてきたため、K.D.さんはパニックになりその場から逃げ出した。彼女はビッグフット・フィールド・リサーチャーズ・オーガニゼーション(BFRO)に対し、「本当に人間離れして見えた」と証言している。
BFROは全米のサスカッチ目撃情報を調査する団体で、K.D.さんが撮影した2枚のブレた写真を精査した上で公開。ネット上では、この存在は「シラキュース・フィギュア」と呼ばれ、瞬く間に拡散した。なお、正確な目撃場所はBFROによって伏せられている。


「身長145cm」報告書が示す幼体ビッグフット説
BFROの調査員「ベンC」は現場を訪れ、写真の状況を再現しようと試みた。その結果、泥とがれきは腰の高さほどまで積もり、鋭い木の根が無数に潜んでいることが判明したという。
高齢者や裸足の人物にとって、この地形を歩くのはかなり痛みを伴う難所だと報告書は指摘する。BFROは現場の目印を使い、水中の影の身長を約145cm(4フィート9インチ)と推定した。
この小柄な体格に加え、はっきりとした眉隆起のように見える特徴、そしてBFRO代表マシュー・マネーメーカー氏が「あれはたるんだ皮膚ではなく、濡れた体毛かもしれない」と示唆したことから、BFRO側は幼いビッグフットである可能性を提起している。近隣のペンシルベニア州で近年報告されている「小型ビッグフット」の目撃談も、参考材料として挙げられた。
ネットが下した身も蓋もない結論、真相は藪の中
一方、ネット上の懐疑派の反応は手厳しい。太鼓腹で猫背のシルエットは、恰幅の良い高齢男性そのものではないかという指摘が相次いだ。
中には、ハイカーの女性が意図せず誰かのプライベートな水浴びの場面を撮影してしまっただけではないかと、やや皮肉交じりに推測するコメントも見られた。SNS上では、これは疑いようのない高齢男性の姿だと断言する声も相次いだという。
BFROが目撃現場を非公開にし続けているのには理由がある。もしこの「シラキュース・フィギュア」が本当に地元住民で、人目を避けて静かに水浴びを楽しんでいただけなのだとしたら、当人が名乗り出て事情を説明できる余地を残しておきたいというのだ。
藪の奥でひとり水浴びを楽しんでいた人物なのか、それとも人知れず生きる幼い隣人なのか。正体が判明するその日まで、この沼の主にはそっとしておいてやるのが礼儀というものかもしれない。
参考:Daily Star、ほか
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2024.10.02 20:00心霊濁った沼をよろめく「非人間的な影」の正体は身長145cmの幼体ビッグフットか、水浴び中の高齢男性かのページです。未確認生物、ビッグフット、UMAなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで

