スキンウォーカー牧場の極秘調査報告書がヤバすぎる! 身長2.7mの影、窓から伸びる4本指の腕、水のように揺らぐ「ポータル」…住民25人が語った怪異

米国防総省(戦争省)が2026年10月23日に公開した「UFOファイル」第7弾に、オカルトファンなら見過ごせない一冊が含まれていた。『ユタ牧場調査報告書(Utah Ranch Investigation)』――通称「スキンウォーカー牧場」で2010年春に行われた現地調査の記録である。
牧場名こそ黒塗りだが、証言の中には「スキンウォーカー・リッジ」「スキンウォーカー牧場」という地名がそのまま残っている。二本足で走る犬のような怪物、窓から差し込まれた4本指の腕、そして水のように揺らぐ「ポータル」。全60ページにわたり、住民25人以上の証言が異様な密度で記録されているのだ。
ビゲロー氏が買い取った“呪いの牧場”
スキンウォーカー牧場は、米ユタ州にある約512エーカーの牧場だ。ユート族の居留地に接しており、その名は動物に姿を変えるとされるナバホ族の伝承の魔術師に由来するという。1990年代半ばに当時の持ち主が謎の光や奇妙な痕跡を訴え、1996年に、宇宙ホテル構想で知られる実業家ロバート・ビゲロー氏が買い取った。ビゲロー氏は自ら設立した「国立発見科学研究所(NIDS)」の研究者を送り込んで長年監視させ、その記録は2005年の本『ハント・フォー・ザ・スキンウォーカー』にまとめられている。
転機はその後だ。この本を読んだ国防情報局(DIA)の職員が現地を訪れ、やがて2200万ドルの未確認現象研究費が予算に盛り込まれたという。DIAは2008年、ビゲロー氏の会社「BAASS」と契約を結んだ。今回の報告書は、この契約期間中に作られたものである。なお牧場は2016年に売却され、現在はヒストリーチャンネルの番組『スキンウォーカー牧場の超常現象』の舞台として知られている。

「ゲームやパズル」で“何か”と交信せよ
報告書によれば、BAASSの調査チーム4人(捜査員2人、科学者2人)は、2010年3月と4月の2回、牧場のあるフォート・デュシェーンに入ったという。牧場にはBAASSの警備員が常駐し、トレイルカメラのデータを毎週回収していたそうだ。
驚くのは調査目的だ。住民への聞き取りや電磁波の測定と並んで、「ゲーム、パズル、その他の方法で、異常の発生源とのコミュニケーションを確立すること」が明記されているのである。
聞き取りの相手は、牧場から1〜2マイル以内に住み続けてきた25人以上。警察官4人、シャーマンを含むネイティブ・アメリカン11人、牧場主12人、モルモン教徒約15人などで、全員が直接の体験者だという。証言には、二本足で走る身長2m前後の「犬人間」(少なくとも3種類)、身長90cmほどの毛深い「トロール」、翼竜のような鳥、「小人」、そして長さ2.4mの巨大なウジ虫までが含まれている。

調査班は、目撃者が生き物を見た地点と、最後に向かった方向を地図に書き込み、その延長線が交わる地点を割り出している。交点は3か所で、いずれも牧場のすぐ西か、近くのボトル・ホロー貯水池の周辺に集まっていた。報告書は、夜通し監視するならこの3か所が最有力候補だとしている。
窓の外に立つ身長2.7mの影
ある一家の息子と恋人は、調査班到着の前夜、家のすぐ外から「うなるような咆哮」を聞いた。その後、寝室の窓の外に人の形をした影が2つ現れた。大きい方は約2.7m、小さい方も約2.4mあったという。
恋人の女性は、1年ほど前に屋根から屋根へと跳び移る“老婆”も目撃している。肩までの黒髪にぼろ布のような服。母親も目撃して911に通報し、警察が出動したという。女性によれば、ユート族の文化で「バスケット・レディ」と呼ばれる存在だそうだ。
息子はさらに、2003年冬の深夜、寝室の窓から何かが腕を差し入れてきた経験を語っている。腕は長さ約90cmで、黒く太い毛に覆われていた。そして指は4本しかなく、親指はなかった。1本の長さは約25cmもあったという。
「スキンウォーカーを直視してはならない」
調査班到着の2晩前には、ある男性が、家の前を猛烈な速さで駆け抜ける「スキンウォーカー」らしき黒い影を目撃している。影は飼い犬に追われ、有刺鉄線の柵に何度もぶつかったという。調査員が柵を調べると、そこには毛の塊が引っかかっていた。同じ夜の2時間以内に、別の家族も自宅のすぐ外で「黒い影のような姿」に遭遇していたそうだ。
別の男性も、スキンウォーカーが敷地に侵入したと語った。その遠吠えにつられて、周囲のコヨーテまで一斉に吠え始めたという。男性が2010年1月に見たというスキンウォーカーの姿はこうだ。身長約1.8mで前かがみ、体重は約113kg。黒く短い毛に灰色が混じり、頭はジャーマン・シェパードに似ているが、耳は頭の横につき、鼻は人間に近い。
そして男性は、調査班にこう告げたという。「スキンウォーカーを直接見てはいけない。あの遠吠えは、自分がここを通ると皆に知らせる警告なのだ」。
証人が描いた「シェイプシフター」と豚鼻の獣
報告書でひときわ目を引くのが、証人自身が描いた2枚のスケッチだ。

1体目を、男性は「シェイプシフター(姿を変える者)」と呼んだ。青白く毛がなく、背中が丸まり、脚は人間のものではなかった。柵を跳び越え、手を使ってチンパンジーのように走り去ったという。

2体目は黒い毛に覆われ、毛の生えた豚のような鼻を持つ獣だ。大きさは「大男」ほどで、座ったままじっと男性を見つめていたという。男性によれば、「あれがいる時は、犬がみんな静かになる」そうだ。
2009年9月には、ある女性が、物置の屋根にうずくまる身長約2.4mの毛のない生き物を目撃している。一緒にいた4歳の娘は、跳び去った姿を見て「カンガルーみたいだった」と言ったという。その後、女性は黒い狼の夢を繰り返し見るようになり、まもなく昼間に、夢の狼にそっくりな狼頭の黒い犬が柵のそばから彼女を見つめていたそうだ。家の中では、子どもたちがいない時に天井から子どもの笑い声が聞こえるという。
報告書の巻末には証言の一覧表も付いている。目撃された翼竜のような鳥は、翼を広げた幅が約3.6m、別の証言では「体はSUVほど」。少年たちは「人をさらえそうな大きさ」に怯えて走って逃げたという。小人は猿のような毛に覆われ、ゴリラのように拳をついて歩く。ある証人は、小人は「地球を守っていて、良いものと悪いものの2つのグループに分かれる」と語ったそうだ。
水のように揺らぐ「ポータル」
ある女性は約20年前、泳いだ帰りに「ポータル」を見たという。それは色のない透明な壁のようなもので、水のように揺らいでいた。高さは9〜12m。感じたのは恐怖ではなく、安らかな気持ちだったそうだ。報告書は、さらりとこう付け加えている。一緒にポータルを見た友人たちは、全員すでに亡くなっている。
光の玉の証言も多い。2009年夏、ある男性が懐中電灯を向けると、赤い光の玉が顔めがけて飛んできて、顔から約10cmまで近づいた。腐った泥のようなにおいと、笛のような耳鳴り。玉が過ぎ去ると、鼻先から顔の左側にかけての感覚が数分間なくなったという。調査班の生物学者は、光の玉が発していたエネルギーの種類を探るため、専用の質問票まで作って聞き取りをしている。
前出の男性は、ボトル・ホロー湖の近くで消えた青い光の玉を、3機のヘリコプターが追っていたように見えたと語る。光は約10秒ホバリングしたあと、「スキンウォーカー・リッジ」の方へ弧を描いて飛び去ったそうだ。また、ある男性は「ある人たちに秘密を守るよう誓わされている」として、最後まで証言を拒んだという。
遺伝子組み換えタバコと「謎の電波」
調査班は科学実験も行っている。牧場のトレーラーには、DNAの損傷を葉や花の色の変化で知らせる遺伝子組み換えタバコとムラサキツユクサが「生体センサー」として置かれた。エンドウ豆の発芽を本社と比べる実験も始めたという。ただし報告書の時点では、植物にまだ変化は出ていなかった。
電磁波の測定では、牧場のメサ(台地)の上で、前日にはなかった強い信号が検出された。周波数は1.2GHz帯で、報告書は「主に軍事用の帯域」だと指摘している。ただしこの帯域はGPSなどの衛星も使っており、報告書自身も衛星由来の可能性を調べる必要があるとしている。
スキンウォーカーの毛は…「犬」だった?
では、柵の毛はどうだったのか。鑑定に回された毛は4本。1本はアライグマ、残る3本は同じ犬のDNAだった。BAASSは、敷地の飼い犬の毛である可能性が高いと結論している。

ただし、犬と判定された3本のうち1本は、最初から比較用に採った飼い犬の毛だ。また、犬に追われた“何か”が柵にぶつかったのなら、追っていた犬の毛が残るのは自然なことでもある。あの夜の影の正体は、結局わからないままだ。
同じ第7弾に含まれるBAASSの自己評価報告書(DOW-UAP-D175)には、同社が構築したデータベースとして「ユタ牧場データベース」と並び、「ユタ牧場以後の影響(Post-Utah Ranch Effects)データベース」という名前も記されている。牧場を訪れた人々に「その後」何が起きたのか。その中身は、まだ公開されていない。
国防の金で記録された「生きた伝承」
この報告書は、怪物の存在を証明したものではない。だが、生まれてからずっとこの土地に暮らす警察官や牧場主、シャーマンが語った怪異を、国防予算で動く調査チームが身長や体重、耳の位置に至るまで記録していたのだ。
「スキンウォーカーを直接見てはいけない」。この土地で語り継がれてきたであろうその言葉は、国防総省の文書庫の中で、16年間眠り続けていたのである。
参考:war.gov
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