「シェイプシフター」を動画撮影!? 四つん這いから二本足で歩く謎の影がSNSで大拡散=アルゼンチン

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画像は「Facebook」より

 夜の闇の中、四つん這いで這いずっていた「何か」が、突如として二本足で立ち上がり、再び四つん這いに戻って暗闇へ消えていく——。

 アルゼンチンの小さな町で撮影された不気味な映像が、現在ラテンアメリカのSNSで爆発的に拡散され、人々の度肝を抜いている。果たしてそれは、未確認生物なのか、悪魔的な変身能力を持つ妖怪なのか、それとも……。

暗闇の歩道で蠢く「謎のシルエット」

 事件の舞台となったのは、アルゼンチンのチャコ州の奥地に位置するキティリピ(Quitilipi)という静かな町だ。街灯もまばらな夜の歩道で、ある女性住民がスマートフォンで偶然撮影した映像がすべての始まりだった。

 地元メディアが「少し前に近所の人が撮影したもの」としてSNSに投稿したその動画には、薄暗い草むらや歩道の上を移動する「正体不明のシルエット」がはっきりと映し出されている。

 最も不気味なのは、その動き方だ。最初は四つん這いで獣のように地面を這っていた影が、ふいに二本足でスッと立ち上がり、人間のように歩き出したかと思うと、またすぐに四つん這いに戻って闇の中へ移動していくのである。

 人間の骨格のようでもあり、獣のようでもあるその不自然な動きは、見る者に本能的な恐怖と嫌悪感を抱かせる。

「ナワル」か「狼男」か、SNSで巻き起こる激しい議論

 この動画がネット上で公開されると、アルゼンチンのコミュニティは一気にパニックと熱狂の渦に包まれた。

 ラテンアメリカには古くから「ナワル(Nahual)」と呼ばれる、人間から動物へと姿を変えることができる呪術師や妖怪の伝説が根付いている。動画を見た多くの人々は、「四つん這いから二本足への変化は、まさにナワルが変身(シェイプシフト)している瞬間だ!」と震え上がっている。また、中南米版の狼男「ロビゾン(Lobizón)」ではないかと疑う声も多い。

 一方で、当然ながら懐疑派からの冷静(というより身も蓋もない)ツッコミも殺到している。

「暗闇で見えにくいだけで、ただの酔っ払いが家に帰る途中で転びながら歩いているだけじゃないか?」

 たしかに、夜の町で飲みすぎて四つん這いになり、立ち上がってはまた転ぶ……という光景は、妖怪の変身よりもよっぽど現実的でよくある話だ。

警察は沈黙、深まる闇のミステリー

 この「キティリピの怪現象」について、現在のところ警察や地元当局からの公式な声明や説明は一切出されていない。光と影が織りなす単なる錯覚なのか、泥酔した近所のオジサンなのか、それとも本当に民間伝承の化け物が現代のスマホカメラに捉えられてしまったのか。

 公式発表がないことで、人々の間では「当局は何かを隠しているのではないか」という憶測まで飛び交い、恐怖と好奇心はさらに膨れ上がっている。

 南米の夜は、まだまだ私たちの常識が通用しない「魔の世界」と隣り合わせのようだ。もしあなたが深夜に暗い道を歩いていて、前方に四つん這いで動く影を見つけたなら——それがただの酔っ払いであることを祈りつつ、そっと道を譲るのが一番安全な選択だろう。

参考:Coast to Coast AM、ほか

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