ミサの生配信中、祭壇背後の巨大な十字架が神父の頭上に落下…… エクアドル最大都市の教会で起きた痛ましい事故

祈りの場であるはずの教会で、誰も予想しなかった悲劇が起きた。ミサの様子をSNSで生配信していた神父の頭上に、祭壇の背後に掲げられていた巨大な十字架が突然落下したのだ。
神父はその後、所属する大司教区によって死去が確認された。一部始終は配信映像に残されていたが、なぜ十字架が落ちたのかは、現時点で明らかにされていない。
配信開始から約27分後、壁の十字架が前方へ傾いた
事故が起きたのは、現地時間10月17日(土)。舞台となったのは、エクアドル最大の都市グアヤキルにある「絶えざる御助けの聖母教会(Nuestra Señora del Perpetuo Socorro)」だ。
この教会で主任司祭を務めていたパトリシオ・アルフレド・サンチェス・モリナリ神父は、当日のミサを自身の個人SNSアカウントから生配信していた。映像には、祭壇に立つ神父と、その背後の高い壁に掛けられたキリスト像付きの十字架が映っている。
配信開始から約27分が経過したころ、十字架が突然外れて前方に傾き、そのまま真下の神父を直撃した。神父は祭壇の下へ倒れ込み、画面の外へ消えた。
直後の映像には、悲鳴を上げる信徒たちの声が記録されていた。ある女性は神父に何度も呼びかけ、スペイン語で救急車を呼ぶよう叫んでいたとされる。数人が神父を助けようと祭壇に駆け寄る様子も映った後、配信はほどなくして途切れた。
※動画(閲覧注意)
https://x.com/thetatvaindia/status/2112050997287948313?s=20
大司教区は死去を発表、原因には触れず
翌18日、グアヤキル大司教区は神父の死去を正式に確認した。SNSに投稿された声明では、中央司教代理区の同教会で主任司祭を務めてきた神父が、天の父のもとへ旅立ったと伝えている。
声明の結びには、亡くなった人の永遠の安息を神に願う、カトリック伝統のラテン語の祈りが添えられていた。
一方で、声明は十字架が落下した原因について何も触れていない。事故の経緯について調査が行われるかどうかも示されなかった。神父が即死だったのか、搬送先の病院で亡くなったのかも明らかにされていない。
貧しい地域に寄り添う修道会の一員だった神父
サンチェス・モリナリ神父は、「レデンプトール会(至聖贖罪主修道会)」に属する司祭だった。同会は1732年、イタリアの聖人アルフォンソ・デ・リゴリによって創設されたカトリックの修道会で、主に貧しい人々や孤立した地域社会への奉仕を担ってきた。
バチカンが公表している統計によれば、会員はおよそ4500人で、その大半が司祭だという。会のモットーは旧約聖書の詩編130編7節に由来し、神のもとには豊かな贖いがあるという趣旨の言葉を掲げている。
神父のページに残された配信のコメント欄には、スペイン語で多くの追悼の言葉が寄せられている。偉大な司祭であり、良き友であり、真のキリストの宣教者だったと惜しむ声。思いやりにあふれた素晴らしい神父だった、まだ信じられないという声。多くの導きと教えを与えてくれた特別な人を突然失った深い悲しみをつづる声もあった。
信徒に寄り添い続けた神父が、祈りのさなかに命を落とした。十字架がなぜ外れたのかという問いへの答えは、まだ示されていない。故人の冥福を祈りたい。
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2024.10.02 20:00心霊ミサの生配信中、祭壇背後の巨大な十字架が神父の頭上に落下…… エクアドル最大都市の教会で起きた痛ましい事故のページです。神父、エクアドル、十字架などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで