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ヒモムシ

動画は「YouTube」より

 まずは動画をご覧いただこう。一見ナメクジのようなオレンジ色の生物――。しかしその頭部から、枝分かれした白い糸状の不思議な物体を吐き出した! 撮影者の手のひらを這うように伸びる様子に、嫌悪感を覚えた人も多いのではないだろうか。「これはもう地球外生命体としか思えない」として、世界中のネットユーザーたちも戦慄しているようだ。

RibbonWorm.jpg
画像は「YouTube」より

 今月3日、タイの「YouTube」ユーザーによって投稿されたこの動画、すでに再生回数は350万回を超える大ヒットを記録。オレンジ色の生物の正体について、当初は様々な憶測も飛び交ったが、残念ながらエイリアンではなく「ヒモムシ」の一種だったようだ。

 動画を報じた「Nerdist.com」によると、ヒモムシには約1,000もの種類が存在し、そのほとんどが海中の岩や海藻に付着する形で生息しているという。そして頭部から飛び出した白い糸状の物体は、「吻(ふん)」。この器官は通常ヒモムシの体内で収縮しているが、小さなカニ・魚・貝などの存在を察知すると、一瞬にして体外へと吐き出されて獲物を絡め取ってしまう。記事では、分かりやすく例えると「あなたの顔面に(伸縮自在の)ゴム手袋がついているようなものだ」としている。

 なお、吻の形状はヒモムシの種類によって多種多様で、中には体長の30倍近く伸びる場合もあるのだとか。また、今回のように枝分かれした吻を持つものは、「Gorgonorhynchus」という種類であると考えられている。

 このような生物の姿を目にすると、やはり「パンスペルミア説」(地球の生命の起源が宇宙にあるとする説)に思いを馳せずにはいられない。いずれにしても、この星には私たちのド肝を抜く奇妙な生物がまだまだ存在しているようだ。
(編集部)


参考:「Nerdist」、ほか

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