>  >  > 老化スピードの個人差がヤバすぎる!

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 映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』をご覧になったことがある人も多いかもしれない。ブラッド・ピット扮する主人公が、しわくちゃな老人の身体でこの世に生を受け、年を経るごとに若返ってゆくという数奇な運命を描いた作品だ。人生を逆さまに生きてゆかねばならない彼を見ていると、愛する人と同じリズムで老いけることがどれだけ幸せなことなのかと痛感させられる。そして、できることなら一緒にゆっくり年を取っていけたらと――。だが、自分とパートナーの「年齢の重ね方」に差があることに気づいている人は結構いるはずだ。


■若年時代から12年間にわたって老化を調査

 科学誌「The Proceedings of the National Academy of Sciences(PNAS)」は、老化には個人差があり、たとえ同い年でも、ある個人は別の個人と比較した時、3倍の速さで老け込むというショッキングな報告をしている。

 この研究は「ダニーデン・スタディ」と呼ばれ、ニュージーランドのダニーデンという町で1972年~73年に生まれた954人の男女を対象に、彼らの実年齢と生物学的年齢を比較したときの老化スピードを追跡調査したものだ。

「ほとんどのエイジング研究は高齢者を対象にしています。ですが、もし我々が老化による病気を防ごうと考えるなら、若年者がどのように老化していくかをリサーチすることから始めるべきなんです」こう語るのは、この研究を実施した米ノース・カロライナ州にあるデューク大学「加齢・人間発達研究センター」のダン・ベルスキー博士だ。

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