>  > 宗教団体に潜入して、同性愛者を装って…
「裏モノコレクター」として生きる男、渡辺亮介氏 第5回

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【「裏モノコレクター」として生きる男、渡辺亮介氏の生き方に迫るロングインタビュー 第5回/全6回】

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パナウェーブグッズ

「裏モノコレクター」渡辺亮介氏のコレクションの中には、かつて話題となった宗教団体のグッズも多い。それらは、実際に教団との直接交渉をして購入したり、仮入信し、直に氏が集めたものなのだそうだ。それらの教団は、オウム真理教、法の華三法行、パナウェーブ研究所などであり、仮入信してまでグッズを集めるというその収集術に、氏のコレクター魂が垣間見える。

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■オウム真理教との交流で、グッズを多数入手

 裏モノコレクター・渡辺氏のコレクションの中には、世を騒がせた数々の宗教団体のものもある。

 中でも、オウム真理教(現・アーレフ)のコレクションは多数を占める。それらの多くは、まだ地下鉄サリン事件が起こる前、教団が経営していた南青山の「サティアンショップ」で買ったという。購入は1990年代前半というから、氏のコレクション歴の長さを思い起こさせる。

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 それらオウム真理教グッズは、教祖・麻原彰晃が選挙に立候補した際につくられたゾウの形のキャップや、教団のトレーナー、麻原彰晃のカレンダー、教団のタオル、教団のキーホルダー(坂本弁護士事件で現場に残されていたバッジを拡大したもの)などを所有。

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 また、当時、オウム真理教の「外報部長」としてメディアに出ていた上祐史浩(現・ひかりの輪代表)の生写真付サイン色紙、上祐ファンクラブの同人誌などももっているそうだ。上祐ファンクラブのものは、同性愛者を装い手にいれたという。

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 かつて渡辺氏は、オウム心理教とグッズの売買を通しての交流があった。頻繁に「サティアンショップ」に出入りし、名刺も渡していたので、彼に直接、電話がかかってくるようになっていったのだ。1995年5月の麻原彰晃の逮捕前、教団内部が「上祐派」「麻原派」「中間派」と分かれて荒れた時にも、氏に一報がはいったという。

渡辺亮介「あ、お久しぶりです」

オウム関係者(中年女性)「元気でやってる?」

「なんとかやってます」

「あなたも、報道とかで知ったかもしれないけど、最近、大変なのよ」

「……みたいですねぇ」

「『中間派』っていう人が、一番多くてまとまりつかないの。お金もいるしね。マイトレーヤ正大師(上祐氏のこと)の数珠なんだけど、買ってくれない?」

「あ、いります」

「ありがと、助かるわ。でも、あなたも好きねぇ。こんなの買ってどうするの?」

「まぁ、コレクションですよ。だけど、大丈夫ですか、この電話。公安とかに盗聴されているでしょ」

「当たり前でしょ。もう切るね、バイバイ」

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上記の数珠

――こうしたやり取りで購入した上祐氏使用済みの木の数珠を、渡辺氏は見せてくれた。60cmほどの数珠は、当時2本で25,000円。「買った時のままですよ」と説明された数珠は、ジップロックのようなチャック付きビニール袋に入っていた。そして、ご丁寧にその数珠を実際に身につけている上祐氏の雑誌の写真も同封されていた……。

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