>  >  > 人間の手は、他人を殴るために進化した

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画像は「THE UNIVERSITY OF UTAH」より引用

■人間の暴力性は、悲しき性(さが)なのか!?

 しかし、「殴り合いが人類を進化させた」という意味にほかならない博士の主張に対しては、多くの異論も唱えられているようだ。「そもそも重要な武器として進化した割には、人間の手はあまりに脆い」との指摘に対して教授は、次のように語っている。

「(私の説に)懐疑的な人々は、人間の手について単に器用な手を持つという選択が生んだ偶然の副産物だと考えているようですね」
「しかし人間は、手の骨よりもむしろ顔面の骨のほうが折れやすいのです」
「アウストラロピテクス(猿人)のような祖先たちの低く平らな鼻は、人間の鼻に比べたらずっと折れにくい」
「つまり、私たちは進化の過程で、どんどんパンチ力を失ってきたと同時に、顔面への打撃にも弱くなってきたのです」

 また教授は、今回明らかになった進化の背景を踏まえた上で、私たちは反射的に暴力に及ぶ習性を持っているのではないか、との警告も発しているようだ。現代を含め、いつの時代も戦いに明け暮れてきた私たちだが、これは進化の過程でインプットされた悲しき性(さが)だったのか――!? 果たして、それを人間が克服できる日はやってくるのだろうか?
(編集部)


参考:「THE UNIVERSITY OF UTAH」、「Journal of Experimental Biology」、「The Daily Mail」、ほか

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