>  >  > 失った腕を生やす再建技術「バイオドーム」

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 目覚ましい発展を遂げている再生医療の現場から、またしても驚きの技術が報告された。なんと、たった1つの装置を腕にはめるだけで、切断された腕をトカゲのしっぽのようにニョキニョキと生やすことが可能だというのだ!


■子宮型デバイス「バイオドーム」で失われた腕を再生

armregenerate_06.jpg
画像は「とかげの尻尾(自切)」より引用

 一部の動物は、身の危険が迫ると自ら体の器官を切り捨てることがある(自切)。有名なところでは、「トカゲの尻尾切り」がそれであるが、トカゲはさらに切り離した尾を元通りに再生する機能まで持っている。このような再生機能を持つ動物は意外と多く、両生類のサンショウウオなども、失われた脚を完全に再生することができるそうだ。

 一方、人間の場合はちょっとした切り傷や身体の損傷ならば簡単に再生されるが、四肢はいったん切断されると自然に元に戻ることはない。それというのも、胎児の時にしか四肢を形成する“再生芽”の能力が十分に発揮されないからだといわれている。

 しかし、米科学雑誌「Popular Science」のオンライン版(12月27日付)によると、不可能なはずの腕の再生が、たった5つのステップで可能になったというのだ! しかも、電流を細胞にあてるだけで腕が勝手に生えてくるという脅威の手軽さだという。

 5つのステップは次のようになっている。

●準備

armregenerate_01.jpg
画像は「Popular Science」より引用

 腕の切断部分の汚れやほこりを取り除いたら、電気が切断面の分子を刺激できるように神経、骨、間接、筋肉、その他の組織を外部に晒す。


●バイオドーム

armregenerate_02.jpg
画像は「Popular Science」より引用

 身体組織の乾燥は感染症を引き起こす恐れがある。切断面を空気に晒さず、潤いを保つため、シリコン、ゴム、シルクでできた器具(バイオドーム)を腕に装着する。この器具は子宮内の環境を再現したものだという。

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