>  >  > 死んだ魚の臭いがする奇病「TMAU」

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 近くにいる人のヒドイ体臭や口臭は確かにツライ。「スメハラ」という言葉が生まれるくらい、最近は「匂い」に対して敏感な人が増えてきた。しかし、世の中には体臭どころか、「死んだ魚の匂い」がする症候群があるという。


■小学1年生の時から始まった「魚臭症」…屈辱に満ちた子ども時代

 この病を持つカミ―ユ(仮名)は美しく頭の良い女性だ。彼女は元モデルであり、同時に大学院では成績優秀な学生だけのサークルの会員にも選ばれた。これだけを聞くと彼女はまったく完璧な人物のようだが、たったひとつの難点があった。彼女の身体からは腐った魚の匂いがするのだ。

 人間は本能として、腐敗した食物や有害な食べ物を避けるために、死んだ魚の匂いに敏感である。そしてカミ―ユの体臭は人が嫌うまさにその匂いなのだ。さらに悪いことには、彼女は自分では自らの体臭がわからない。そのため周囲が悪臭に耐え難くなっていても、対策を講じることができないのだ。

 彼女の子ども時代は楽しいものではなかった。この症状は彼女が小学1年生の時からはじまった。ある日学校でカミ―ユは教師の1人から、毎日シャワーを浴びているのかと聞かれ、それから彼女は教室の隅に座らされた。他の子どもたちは彼女を「化け物」と呼び、彼女から馬糞や死んだ魚の匂いがすると嘲った。

 そのほかにも、彼女は幼少期に数々の屈辱的な経験を受けてきた。カミ―ユは「中学校の時には、学校の食堂で多くの生徒たちに部屋の隅に追いつめられ、ツナサンドウィッチを投げつけられたこともありました」と語る。

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