>  >  > 激レアな“青すぎるタランチュラ”に研究者困惑、解明できず!

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 毒蜘蛛として知られ、暗い色のイメージが強いタランチュラだが、実は色鮮やかな種も数多く存在しており、ペットとしても人気だというのだが――。


■鮮やかな青い体毛に覆われたグーティー・サファイア・オーナメンタル

 美しいブルーを体色に持つグーティー・サファイア・オーナメンタル(学Poecilotheria metallica)は、ブルー系のタランチュラの中でもひときわ鮮やかで、愛好家にとってこのクモを飼うことは一種のステータスになっている。

 背中に白い縞を持ち、大きな雌の体長は12センチほどで男性の手の甲を覆うくらいあるグーティー・サファイア・オーナメンタルは、インドの限られた地域にしか生息しておらず、現在はIUCN(国際自然保護連合)のレッドリストで「近絶滅種」に指定されている。深い洞窟や岩の割れ目を好んで棲むというが、生息地域の森林伐採が進み種の存続は極めて危機的な状況だという。

腕を這う青いタランチュラ 動画は「YouTube」より

 動画の撮影場所は不明だがイタリア在住の医学生が投稿したもののようで、まるで原色の絵の具のような青色の巨大なクモが左手をはい回る様子はかなり強烈で、夢に出てきそうなインパクトだ。

 だが、なぜこのようなビビッドな色彩を帯びているのかについてはまだ詳しいことはわかっていないという。

 通常、派手な青い体色を持つ昆虫や鳥たちは、交尾相手を選ぶ性選択による進化がそのまばゆい色を発達させた大きな要因と見られているが、タランチュラの場合はそもそも視力が悪いためこれには当てはまらないのではないかという。

 2015年に米オハイオ州のアクロン大学の研究チームがこの件に言及したが、青い色自体に何か重要な役割があるのではないかと推測している。

 例えばこの色は「こっちに来るな」などの周囲に向けたシグナルなのか、もしくは夜の闇に紛れやすく敵から身を守るのに役に立つのか? 青い体色の背景には、何か別の進化上の力が働いているに違いないと考えラれるが、いまだに解明には至っていないという。

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