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画像は「Express」より引用

 ただ長く生きるのではなく、健康で元気に長生きしたい――。そんな人類の夢に一歩近づくための新たな発見の報がもたらされた。あるタンパク質が体内に豊富にある個体は、そうでない仲間より長寿でしかも健康を保ちながらに長生きできるというのである。英誌「Express」ほか、多くのメディアが報じている。


■長寿と健康の鍵「KLFs」とは?

 今回、驚くべき研究を発表したのは、米・ケースウェスタンリザーブ大学の研究チームである。チームが長寿に関わる因子として発表したのは、クルッペル様転写因子(KLFs)という物質である。線虫(Caenorhabditis elegans)で実験したところ、この物質を過剰に発現している線虫は正常なものより長生きで健康なことがわかった。KLFsは哺乳類にも存在するタンパク質なので、人間においても似たような働きが期待できるという。

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画像は「Express」より引用

 では、なぜKLFsが老化を防ぎ、長寿と健康をもたらすのだろうか? 研究チームはこの物質は心臓と血管の老化防止に役立っており、それが結果的に長生きにつながると考えている。KLFsは老廃物や異常なタンパク質などを除去するオートファジーという広く生物に存在する仕組みに関わっている。KLFsは血管内の細胞に発現しており、異常なタンパク質が蓄積して血管や心臓が機能低下することを防いでいるとみられる。

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