「祖父母のニオイ」は確かに存在する! 年齢層によって体臭が変化する原因とは……

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 この年末年始、故郷でのんびりと過ごすという人も多いことでしょう。高齢の両親が暮らす実家や、祖父母宅を久々に訪ね、玄関をくぐった瞬間、日ごろ訪れるどの場所とも異なるニオイが鼻に入ってくると思いませんか? この感覚、どうやら世界中の人々に共通した経験のようなのです。一般的に、このニオイは「カビくさい」「薬くさい」などと表現されることもありますが、単なる悪臭とは全く異なり、親しみやすく安心できるニオイでもあります。

 この「祖父母のニオイ」には、実は加齢に伴う人体の変化が大きく関連していることを示したのは、米国・モネル化学感覚センターのジョアン・ランドストローム氏です。彼は、様々な年齢の人々の体から発せられる体臭についての調査を行い、その結果を発表しています。

ランドストローム氏の研究は、まず被験者たちのわきの下に、吸収性のあるパッドを取り付けることによって行われました。年齢も性別もばらばらな被験者たちは、5日間にわたってこのパッドをつけて就寝します。パッドに他のニオイがついてしまわないようにするため、日中はプラスチック製の袋に密封することも求められました。さらに実験期間中の被験者たちは、香りの強い食べ物の摂取ができず、香料入りの石鹸やシャンプーを用いることや、香水やタバコの煙に体を晒すことも禁じられるなど、徹底的な管理下に置かれます。そして5日後に回収したパッドの数々を、別の協力者たちに嗅いでもらい、それぞれ若年・中年・高年のどの年齢層の人が身につけていたものであるか判断してもらいました。

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