チリでM8.2の地震発生、日本でも大地震か? 学者が発見した規則「巨大地震の循環」とは?
■チリの地震は日本に地震を起こすか?
東日本大震災や阪神淡路大震災など、数多くの大地震を予測し的中してきた琉球大学名誉教授・木村政昭氏は、自身のホームページで、「2014年のチリ沖地震(M8.5)ー日本への影響は?Ver.2」と題してブログ記事を書いている。
木村氏は、今世紀に発生したM8.5以上の巨大地震を地図上にプロットしたところ、ある発見をした。それは、巨大地震が太平洋を反時計周りに循環して発生しているということだった。木村氏が挙げている例では、2009年にニュージーランド北方で起きたM8.1の地震の翌年に、2010年チリ地震(M8.5)が発生し、そのまた翌年の2011年3月には、東日本大震災が発生している。
このような過去の例からみると、チリ付近の大地震後1~6年後(平均すると4年後)に日本付近で巨大地震が発生しているのだ。つまり、この規則性からすると、2015年~2020年(平均値では2018年)に、日本で地震が起こる可能性があると、木村氏はブログに綴っている。
日本有数の予言者である松原照子氏の予言では「2017年に南海トラフ地震が起きる(筆者の解釈)」となるが、その場合、木村氏の予測範囲と重なるのである。もっとも木村氏は南海トラフ地震は当分起きないとしているが、「2012±5年」に伊豆小笠原諸島でM8.5の巨大地震を予測しており、これがちょうど今回のチリ地震に対応するものなのかもしれない。いずれにしても、大きな被害が伴う地震にならないことを祈りたいところだ。
■百瀬直也(ももせ・なおや)
超常現象研究家、地震前兆研究家、ライター、ブロガー。25年のソフトウエア開発歴を生かしIT技術やデータ重視の調査研究が得意。
ブログ:『探求三昧』
Web:『沙龍家』
Twitter:@noya_momose
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2024.10.02 20:00心霊チリでM8.2の地震発生、日本でも大地震か? 学者が発見した規則「巨大地震の循環」とは?のページです。地震予知、百瀬直也、チリ、予兆などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで