森に現れたUFO、目からビームを出す鹿…!? ビデオに写った謎の光の正体とは?
今年2月、エディスとレイナーのシャトル夫妻は、鹿を写そうと、トレイルビデオカメラをミシシッピーの森の中にセットした。ところが、そこに映っていたのは鹿だけではなく、UFO愛好家が大喜びしそうな映像であったという――。4月4日、「DailyMail」が報じている。
2月16日、シャトル夫妻の赤外線カメラはアラバマ州の州境に位置する人里離れた場所で、不思議な光をキャッチした。記事によると、この不思議なフィルムは30分間の長さで、寒く澄み切った冬の夜にミシシッピーの開拓地に佇む鹿の姿から始まるそうだ。
19時24分…鹿が何頭か現れる。
19時29分…薄暗い明かりが空に現れる。
19時35分…その明かりは光を増し、カメラに奇妙な形の物体が映る。
鹿たちは光に照らされているが、これは、実は不思議な現象なのだそうだ。なぜならこのカメラは赤外線カメラであり、光を出さないからだ。
19時56分…鋭いビームがフレームを横切り、別の形の光が現れる。鹿にレーザー光線を当てられているように見える。そしてしばらく経った後、この光は飛び去っていった。
TV局の取材に応じたシャトル氏はこの映像に関して、こんな意見を述べている。
「このカメラで捉えられた現象には、政府の無人飛行機が関係しているのではないか」「あれが宇宙人かどうかは分からないが、未確認飛行物体(UFO)である事は確かだね」「これは未解決ミステリーかもしれない。でも、少なくとも僕たちの生活にちょっとした楽しみを与えたよ。ここの生活で驚くことといったら普通、孫たちが何かしでかしたくらいだからね!(笑)」
空中に留まり、鋭いレーザー光線を鹿に向けて発する謎の物体…、典型的なUFOビデオのようにも見えるが、真相はどうなのだろうか?
アメリカ政府は、テロ事件やイラク戦争の際、生物の体温によって反応する無人飛行機を飛ばし、敵の隠れ場所を素早く突き止めたことはよく知られている。その時の無人機のテクノロジーも、今や、アマゾンの商品配達にも使われるくらいアメリカでは一般化している。今までUFOと思われていた物体の一部は、もしかするとアメリカ軍の兵器である無人機だったのだろうか? 謎は深まるばかりである。
(文=美加 リッター)
参照:「WLOX13」「Daily mail」
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