イギリスでも鶏肉がアブない! 鶏肉加工現場のおぞましい実態とは?
2014.08.07 18:00
つい先日、中国大手の食肉加工会社で常習的に期限切れの鶏肉が加工され、それが日本のコンビニエンスストアやファストフード店にも流通していたというニュースが流れ、私達に大きな衝撃を与えた。しかしその熱も冷めやらぬうちに、今度はイギリスで鶏肉に関するおぞましい事実が発覚した。7月25日付の「The Guardian」は次のように報じている。
■告発、抜き打ち検査、非を認めぬ業者との戦い
床を埋め尽くす鶏の臓物 「the guardian beta」の記事より
“鶏肉加工の工場が、英国食品基準庁(FSA)と食品販売チェーン大手の「TESCO」によって抜き打ち検査を受けていた”という見出しに続き、関係者がその作業工程や環境の劣悪さの証拠となる映像や写真とともに暴露した。しかし、業者側はその全てを否定しているようだ。
先月中旬、TESCOの監査役が早朝4時30分に、「2シスターズ」という会社が所有するウェールズ地方のスランゲヴニにある鶏肉加工場に事前の告知をせず訪問、検査を実施した。この業者は、イギリス国内の大手スーパーやファストフード店に鶏肉を提供している。では一体なぜ、この様な抜き打ち検査が行われる事になったのだろうか?
※次ページは、映像に見る、鶏肉加工現場の真実
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