ポロック家の生まれかわりの双子 ― 死んだ姉妹が転生した奇跡と前世のしるし
■パラサイコロジストによる研究と結論

以上の症例「ポロック家のうまれかわりの双子」は現在、世界で最も信頼に足る、リーインネーションのケースとして広く認められている。これには、当時、非常に尊敬を集めていたパラサイコロジスト(超心理学)、イアン・スティーブンソン博士(1918~2007)の寄与するところが大きい。
博士は、生まれかわりに寛大でむしろ親しみを抱く東欧諸国、どちらかといえばそれに冷淡な欧米諸国双方で研究をつづけ、多くのケースを報告書にまとめたことで知られる人物だ。
とくにポロック家のケースには入れ込んだ様子で、1964年~1985年まで、一家を追跡調査した。その結果、博士は双子が彼らの死んだ姉妹が転生した可能性が高いと結論づけた。また彼は、転生において、アザが重要な役割をはたすと主張している。(一卵性双生児のはずなのに、ジリアンにはそれがなかった)。
■薄れゆく記憶
死んだ姉たちの生まれかわりの双子、ジェニファーとジリアン。かれらはその後、およそ6才前後まで、ジョアンナとジャクリーンの記憶をたびたび口にして両親を驚かせたが、成長とともに、次第にそれは薄れていったという。
だが、これは当然なことだろう。6才の少女にとっていちばん大切なのは、彼女たちをとりまく生き生きとした現実なのだから。けれど、と言っても姉たちは消えてしまったわけではあるまい。たとえてみれば、ちょうど樹の年輪のように折り重なって、ジャクリーンの中心にはジェニファーが、ジョアンナの中心にはジリアンが、きっと今でも生き続けているのではないだろうか?
この事件にご興味の向きは、ポロック一家が登場する動画をご覧いただきたい。
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊ポロック家の生まれかわりの双子 ― 死んだ姉妹が転生した奇跡と前世のしるしのページです。前世、双子、石川翠、ポロック、転生などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
スピリチュアル最新記事
人気記事ランキング更新
- ・“2度死んだ”女性が語る死後の世界
- ・神様を“上に置かない”生き方とは? 車のトラブルから人間関係まで… 悟り系霊能師が教える「神界との付き合い方」
- ・【独占インタビュー】予約2年待ちの霊能者「岡本雅之」が明かす“運命の変え方”! 人生の選択肢を増やす『超次元エネルギー』とは?
- ・角由紀子の初単著『引き寄せの法則を全部やったら、効きすぎて人生バグりかけた話』
- ・臨死体験で“神の手”を授かった元空軍兵 ― 祈ると現れる“聖痕”の謎
- ・“悟り系霊能師“がついに明かす! 富裕層が隠しつづけた黄金のカギ「金運ゲート」とは?
- ・7時間死の縁を彷徨った女性が語る衝撃の臨死体験
- ・婚約者と娘を失った「見える女性」の壮絶体験
- ・上祐史浩が激白、麻原の嘘とオウムの裏取引(インタビュー)
- ・疲れた石は呪いにもなる ― 悟り系霊能師が明かす「パワーストーンの真実」