単なる偶然ではない ― 胎児の4Dスキャンに現れた「ひいおばあちゃん」のスプーキーフェイス=英

父親の語る次のエピソードは、守護天使説に、一種の心霊的なリアリティーをあたえているように思えてなりません。「この子は、動画を見ても、ひとの顔が見つけられないそうなんだが」とジョンは言います。「(以前)みんなでぼくの祖父母の家に行ったとき、マディソンは一度もひいおばあさんに会ったことがないはずなのに、1人の白髪の老女(まるでキャシーおばあさんみたいな)と、踊り場でことばを交わしたと言い張るんだ…」。
ガーディアン・エンジェル(守護天使)とは、日本ではあまり聞き慣れないことばです。『神学大全』で知られる、13世紀の大神学者、あのトマス・アクィナスの言うところでは、たとえクリスチャンであろうとなかろうと、また極悪人であれ善人であれ、さらに筆者のようにボンビーでも、すべての人間につかず離れず、これを守護する天使さま! のことなのだそうで…。
うむむむ、なんという大盤振る舞い。キリスト教がこんなに太っ腹だとは不覚にして知りませんでした。するってぇとなにかい、現在、この星には72億1,389万5,999人(神や天使は「人 “にん”」と数えるとか)天使がいらっしゃることになるんでしょうか(2014・10・19, AM2:08現在)…。おお、天使の惑星・地球よ。
しかも…、です。天使は、悪事を働こうとする人間に霊感を吹きこむことで、心を正しい方向に修正しようとするというのだから驚きです。わたしたち、いつのまにか、天使さまに支えられていたんですねぇ。
さて、筆者が今回、この動画をご紹介したのは、心霊版「ちょっといい話」だと感じたからです。なんか、ほのぼのしちゃいませんか? ひいおばあちゃんの霊が、おなかの中の赤ん坊を守ってくれているなんて…!
今後、続々と心霊4D動画像が発見されるかもしれないと思うと、胸の奥の砂漠に、にわかに春がやって来たような気持ちになるのは、筆者だけでしょうか?
それに、仮に、これが「偶然の一致」だとしても、それはそれでいいではありませんか。なぜなら、このエピソードはある大切なことを、わたしたちに教えてくれるのですから。人は一度死んでも、それだけでは、まだ死なないのです。その人をおぼえている誰か、思い出してくれる誰かがいる限り。
(文=石川翠)
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2024.10.02 20:00心霊単なる偶然ではない ― 胎児の4Dスキャンに現れた「ひいおばあちゃん」のスプーキーフェイス=英のページです。心霊、胎児、石川翠、守護天使などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
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