ロズウェル事件がついに完結か? 宇宙人、旧ナチス軍、エリア51…、謎の全貌は?
■ドイツのドキュメンタリー番組でついに真相が証明か?
ニューメキシコ州のロズウェルは人口約4万5千人程の小さな町である。この鄙びたな町に、ある日突然UFOが墜落したことで瞬く間にUFO愛好家たちの観光名所となった。この奇妙な事件から約70年の時が過ぎているにもかかわらず、様々な憶測が飛び交い、未だ人々の興味の対象である。
「Mirror」に掲載されたロズウェル事件の真相を追及しているドイツのドキュメンタリー番組は1947年に起きたUFOの墜落事故をもっとシンプルに考え、この事件の背景には悪名高き旧ナチス軍が絡んでいる、という説を唱えた。
それは墜落した空飛ぶ円盤は旧ナチス軍の最先端技術を駆使した軍用ロケットであったというものだ。まずそれは3メートルほどの「ベル型の飛行物体」で、帯電した粒子を使用した未来的な飛行物体だったという。かの有名なドイツの航空エンジニア、ゲオルク・クライン博士も「これは私が直接目にしたまぎれもない“ナチスUFO”である」と証言している。
また、このベル型の飛行物体の製造のためヒトラーは優秀な科学者とエンジニアを雇用した事がポーランドの軍事史にも記載されており、この時のヒトラーは航空機の開発に熱心であったということだ。事実、第二次世界大戦中に爆撃機の乗組員がベル型の飛行物体の目撃証言を残しており、終戦後旧ナチス軍の囚人たちは「多数の機体が打ち上げられるのを見た」と主張している。
前述したドイツのドキュメンタリー番組の画像には、まさしく旧ナチス軍のロゴ(卍)が入ったベル型の飛行物体が映し出されている。そしてこのベル型の飛行物体は移動するための乗り物ではなく、爆撃機やミサイルとして製造されたものだというのだ。しかし、皮肉にも目的を果たすことなく墜落してしまったベル型の飛行物体は回収されて徹底的に分析され、米軍が当時の旧ナチス軍の最高技術を入手したということだ。また、米軍がこの技術をもとに研究を続け、現在のステルス戦闘機を開発したという説もある。これが事実だとしたら旧ナチス軍は第二次世界大戦後すでにステルス性の軍事技術を開発していたことになる。
■なぜ米国は今なお事実を隠ぺいするのか
回収した機体をもとに米軍が当時の最先端の技術を入手したと仮定すると、その事実が外部に漏れれば旧ナチス軍が有していた最先端技術の存在が世に知られることになる。筆者の憶測に過ぎないが、自国が有利に働くため米軍は必死に隠ぺいしたのであろう。また当時ベル型の飛行物体の製造に関わった専門家の多くは第二次世界大戦後に米国に協力していることから、旧ナチス軍は極めて高い技術力を持っていたことがうかがい知れる。
確かにロズウェル事件の真相が旧ナチス軍であったとすれば辻褄があう部分も多い。しかしなぜ第二次世界大戦の終戦後、2年経ってから旧ナチス軍は米国にベル型の飛行物体を送り込んだのだろうか。そして、回収したとされる宇宙人は……? 70年経った今でも世界中で憶測は尽きない最大のミステリーであろう。
(文=福島沙織)
参考:「Mirror」ほか
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊ロズウェル事件がついに完結か? 宇宙人、旧ナチス軍、エリア51…、謎の全貌は?のページです。UFO、ロズウェル、ナチス、陰謀、エイリアン、福島沙織などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで