病院側「ああ、彼女ね。よく現れる」危篤の祖父を撮ったら、守護天使がバッチリ写り込んだ!?
イギリス北部の病院で起きた「ちょっとした奇跡」の話題を英紙「Mirror」が伝えている。
■マリア像のような女性の姿が!
それは、ある青年、クリス・レッドベター(20歳)がイギリス北西部のチェスターにある病院に入院中の、危篤の祖父を見舞いに行った時のことだった。
祖父のアイリーン・ボブ・ラージ(76歳)は膀胱癌と腎臓を患っており、医師から「長くはもたないだろう」と宣告されていたのだ。ベッドの傍で、司教が最後となるかもしれない祈りの儀式を行っていた時、クリスは祖父の姿を残しておこうと、携帯で祖父を撮影した。
そして一週間後、画像を何気なく確認していたクリスは腰を抜かさんばかりに驚いた。マリア像のような姿をした女性が祖父のそばに写っていたのだ。
クリスはすぐにこの画像を病院の看護婦や職員たちに見せて回ったのだが、彼らは一様に肩を竦め、「ああ彼女ね。色んな患者の所に現れるみたい」と口を揃えて言うのだった。病棟のマネージャーによれば、この病院で写真を撮ると『白いガウンを着た髪の長いブロンドの少女』が写り込むことがよくあるのだという。
この病院は100年程前までは精神病院だったということで、そこでは多くの精神病患者が鎖に繋がれていたり、拘束着を着せられ、ベッドにベルトで縛り付けられていたそうだ。当時の職員がつけていた数々の不思議な現象の記録も残っているという。
今でも幽霊の目撃談が少なからずあるという病院だが、驚いたことにこの一件の後、祖父のボブは驚異的な回復を見せて退院するまでに至ったのだ。
■3人に1人が守護天使の存在を信じている
クリスは写真に写り込んだ女性は祖父のガーディアン・エンジェル(守護天使)で、命を救ってくれたのだと確信している。写真を撮影した時には周囲に窓やコップなど反射するようなものは何もなく、この女性がどうやって写ったのかクリスには説明がつかないという。
「祖父は今でも元気です。退院できましたし、医者が『あともって数日』と言ったのが嘘みたいです」とクリスは取材に答えている。
祖父のボブ自身も、自分を何者かが見守ってくれている感覚があったと語る。
「本当に不思議なことでうまく説明出来ないけど……、ずっと体調が悪かったのに、何かの存在を感じ始めたらみるみる体が軽くなって治っていったんだよ」とボブは話し、今後も自分のそばで守ってくれると感じているという。
キリスト教では身近な守護天使であるが、特にイギリスでは3人に1人が存在を信じているという統計もあるそうだ。ともかくも死が近い病状だった男性が回復したのは事実のようだ。ひょっとしたら、本当に天使が救ってくれたのかも……?
参考:「Mirror」ほか
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