【深海の謎】恐すぎる!! 「クロアンコウ(別名:ブラック・シーデビル、黒い海の悪魔)」の泳ぐ姿が初めて激写される
日本では古くから高級食材としてお馴染みの深海魚、アンコウ。骨以外は、全て無駄なく食べることができるとされる。しかし全300種ほどのうち、食用とされるのはわずか数種に過ぎず、その生態については、未だ謎に包まれた部分が多いようだ。
今月初旬、そんなアンコウの中でも非常に珍しいとされる「クロアンコウ(別名:ブラック・シーデビル、黒い海の悪魔)」の泳ぐ様子を、世界で初めて捉えた映像が公開され話題となっている。複数の海外メディアが報じたところによると、このたび撮影に成功したのは、米カリフォルニア州にあるモントレーベイ水族館研究所の深海探査ロボット。同州モントレー沖、水深600mでのことだった。研究チームは、「これは特に珍しい発見で、今後の研究に役立つだろう」と、興奮気味だ。
真っ暗な深海をゆっくりと漂う(沈んでゆく)クロアンコウ。泳ぎが下手なアンコウは、その代わりに、頭部に獲物をおびき寄せるための突起を発達させたという。映像からは、その突起が怪しく光る様子を確かに確認できる。また、表情は「海の悪魔」の名にふさわしくモンスター級だ。動画の解説によると、今回のクロアンコウは雌だった模様。そもそも雄のアンコウは突起を持たず、体長も小さいらしい。
現在、探査ロボットに捕獲されたクロアンコウは、深海の環境を再現したタンク内で管理されているものの、それほど長く生きることはできないと考えられるという。日本はそろそろアンコウ鍋が美味しい季節に突入するが、彼らの不思議な生態に思いを馳せながら味わうというのも、また一興かもしれない。
(編集部)
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊深夜のパチンコ屋にうつむきながら入っていく謎の男達と不思議な警察官【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.09.18 20:00心霊奇妙な風習…“引っ張り合う”魂が集う墓地に佇む老婆【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.08.07 20:00心霊【深海の謎】恐すぎる!! 「クロアンコウ(別名:ブラック・シーデビル、黒い海の悪魔)」の泳ぐ姿が初めて激写されるのページです。悪魔、深海、水族館、アンコウなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで