【独占入手】陰陽師の「気」が写り込んだ?不思議な“青い煙”の正体とは?
読者のみなさんは、「気」についてどのような認識をお持ちだろう。「気」とは、人間と森羅万象との関係において、“生命力”として認知されるものであり、かつ物事の変化流動の原理であると考えられている。宋学の言葉を借りるならば、「森羅万象の素材的な基礎、また普遍的な媒質」である。
通常この「気」は、日常生活で目視することはできない。しかし魔女である筆者は、知人である青柳宇井郎氏(映画監督・ライター・霊能力者)より、「気」が写り込んだとされる写真を入手することに成功した。まずは、その1枚をご覧いただこう。
――青柳氏の目の前に、青い煙のようなものが漂っている! 青柳氏によると、これこそが「気」なのだという。写真を撮影した時の状況について、青柳氏は次のように語る。
「これを撮影したのは昨年の初夏です。知り合いの方とファーストフード店で打ち合わせを行っている時のことでした。タバコの煙だと思われるかもしれませんが、吸っていない状態で撮影しました。そもそもタバコの煙である場合、『チンダル現象』(光の柱が注ぎこむ現象)が起きるものです」
では、通常目にすることができないはずの「気」が、なぜ写り込んだのだろうか? 陰陽師の家系に生まれた青柳氏は、今まで何度も心霊体験や臨死体験をしてきた。また自らも除霊・浄霊ができるという。そのように霊感が強い青柳氏たからこそ、「気」が現れたのかもしれない。さらに青柳氏は、この青い煙のような「気」が、何らかのメッセージだったのではないかと語る。
「実は、この写真の撮影後、しばらくして悪いことが立て続けに起きたんです。ライターとして仕事を受けた会社が2社も倒産するなど……。写真が撮れてから、咄嗟に悪い予感はしたのですが、『クライアントに注意しなさい』という啓示だったのかもしれないです」
撮影直後に悪い事が続いたのなら、「単に悪霊の仕業ではないか?」と思う人がいるかもしれない。しかし青柳氏は、この「気」は悪いものではなく、神々しいものだという。魔女である筆者からみても、邪気は感じられなかった。
通常は見えないはずの「気」や「霊」といったものが見えてしまったその時は、私たちに何らかのメッセージを伝えたいが故なのかもしれない。心霊写真を撮影すると、よく「運気が低下した」「悪い事が起きた」と言われる。しかし、霊体が我々に害を及ぼしているのではなく、実は「これから起こる悪い事や危険な出来事に注意しなさい」と警告しているケースの方が多いのではないだろうか。
深月ユリア
ポーランドの魔女とアイヌのシャーマンの血をひき、魔女占い師・魔女優・オカルトライター・ホラー映画プロデューサーとして国内外で活動。深月事務所代表、TR総合探偵事務所で心霊捜査担当。
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