【緊急考察】4月4日に大事件が起こる?旧約聖書「ブラッド・ムーンの予言」とは?
■昨年にも異変は起きていた!?
では、今回のテトラッドにおいて、すでに発生した2度のブラッド・ムーンに合わせて、何か重要な事件が起きていただろうか。思い返してみていただきたい。
昨年4月15日のブラッド・ムーン前後には、欧米やロシアを巻き込んだウクライナ情勢の悪化が起きている。そして10月8日のブラッド・ムーンは、イスラム国の台頭と重なっている。さらに天変地異としては、4月1日にM8.2という巨大なチリ・イキケ地震が起きたが、これはブラッド・ムーンが起きる前の新月直後のことだった。また4月16日には、韓国でセウォル号が転覆、多数の死者を出している。
このように、「血染めの月」と形容されるブラッド・ムーンが4回続く皆既月食の期間(テトラッド)には、世界に影響を与える様々な変化が訪れていることが分かる。そのため、今年の4月4日と9月28日の前後にも、大きな混乱が起きるのではないかと一部で囁かれているのだ。キリスト教徒の中には、「聖書で予言されている“この世の終わり”が来るのではないか」と怯える人々もいるという。
先月30日には、南太平洋のパプアニューギニア沖でM7.5の地震が起き、トンガ沖でもM6.8の地震が3回起きている。このあたりで発生する大きな地震は、太平洋プレート境界を北上した日本の太平洋側付近での地震につながることもある。さらに、満月や新月が大きな地震の「トリガー」となりやすいという説もある。4月4日はちょうど満月であり、念のため日本では地震にも注意しておきたいものだ。
もっとも、「ブラッド・ムーンの予言」は聖書の記述に基づくものであり、信じるか信じないかは各自の信仰によるところも大きい。日本は今、ちょうど桜の季節を迎えている。ブラッド・ムーンが見られる今週末、夜桜見物の話のネタにでもいかがだろうか。
百瀬直也(ももせ・なおや)
超常現象研究家、地震前兆研究家、ライター。25年のソフトウエア開発歴を生かしIT技術やデータ重視の調査研究が得意。ブログ:『探求三昧』、Web:『沙龍家』、Twitter:@noya_momose
※百瀬氏が企画・執筆したコンビニムック『2015予言 戦慄の未来記』(ダイアプレス)、大好評発売中!
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2024.10.02 20:00心霊【緊急考察】4月4日に大事件が起こる?旧約聖書「ブラッド・ムーンの予言」とは?のページです。百瀬直也、ユダヤ人、地震、テトラッド、ブラッド・ムーン、旧約聖書などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで