小保方さんの“無意識のメッセージ”が聞こえた!驚愕の逆再生「リバース・スピーチ」
■小保方晴子氏のリバース・スピーチ
昨年、さまざまな物議をかもしたSTAP細胞論文。事の真相を理解するには、筆頭著者小保方晴子氏の本音を知ることが早道である。筆者は、2014年4月9日に行われた小保方晴子氏の記者会見を逆再生分析しているので、一部のリバース・スピーチを紹介しておきたい。【 】内がリバース・スピーチである。また、前後の文脈や背景を整理するため、解説も含めた。
記者: 「なぜ元の画像データではなく、パワーポイントから画像を持ってこられたのか?」
小保方: 「そこは本当に申し訳ございません…… 何度も何度もパワーポイント内でデータをまとめ…… そこに載っているデータを安心しきって、論文のフィギュアの方に載せて、使ってしまいました。 ほんとにその時に元データをたどっていれば、[絶対にこのようなことにはならなかったので]」
・http://www.keimizumori.com/reversespeech/sounds/obokata2014/obokata-zenbumatomatta-f.mp3
【全部まとまったから、前のこんなの読む気なしです】
・http://www.keimizumori.com/reversespeech/sounds/obokata2014/obokata-zenbumatomatta-r.mp3
解説 自殺された理化学研究所の笹井芳樹氏が論文の共著者に加わり、その書き方を改善させたことでSTAP細胞論文は急速に説得力が高まり、 注目されるに至ったと考えられている。おそらく、小保方氏はSTAP現象を例証する写真を増やし、論理展開だけでなく、 視覚的にも説得力を高めるよう、工夫を促されたものと思われる。 そこで小保方氏は説得力優先で画像を探し出し、ひとたび論文に埋め込んでみると、うまくまとまったことから、 画像の出所検証は疎かにしてしまったことが窺われる。
小保方氏には、ほかのリバース・スピーチもある。
小保方: 「これから、まさにこのSTAP現象の最適条件を示すような論文、メカニズムに迫りつつ、 そして最適条件を示していけるような、あの、論文をまさに準備しようとしていたところだったんですけども、 このような騒動になり…」
・http://www.keimizumori.com/reversespeech/sounds/obokata2014/obokata-honmuni-f.mp3
この発言の裏には次の二つのリバース・スピーチが含まれていた。
【いかにも国家までも本務に繋がろうとだけ仕事をし】
・http://www.keimizumori.com/reversespeech/sounds/obokata2014/obokata-honmuni-r.mp3
【たとえビジネスの営業的な…】
・http://www.keimizumori.com/reversespeech/sounds/obokata2014/obokata-businessnoeigyo-r.mp3
解説 STAP細胞研究は、小保方氏としてはまだ準備不足だったようだが、理化学研究所の主力プロジェクトとなり、国家的なプロジェクトとなった。 小保方氏が大きく動き出してしまった組織に巻き込まれていった様子が窺われる。
ほかにもある
記者による「STAP細胞が作製できることを証明するため、公開実験を行ったらどうか?」という質問に対して、小保方氏は、 実験には長い日数を要して難しいとことわった上で、条件さえ整えられれば、ぜひやらせて欲しいという旨、答えている。その回答の冒頭、 小保方氏は
「実験というものはいつも一人でこっそりやっているものではないので」
・http://www.keimizumori.com/reversespeech/sounds/obokata2014/obokata-muriyarimasu-f.mp3
話しているが、その部分を逆再生してみると、
【えっ、それはとても無理、やります】
・http://www.keimizumori.com/reversespeech/sounds/obokata2014/obokata-muriyarimasu-r.mp3
となっていた。
解説 小保方氏は、自分一人の判断での実験施設の利用を含めて、公開実験は非現実的であると認識しながらも、 やりたいという本音が露呈したものと思われる。
小保方氏は、さまざまな落ち度がありながらも、STAP細胞がいつか誰かの役に立つと信じ、研究を続けてきたことを触れた際、
「いつかの誰か」
・http://www.keimizumori.com/reversespeech/sounds/obokata2014/obokata-watashigakuyashii-f.mp3
と発したが、その裏では、
【私が悔しい】
・http://www.keimizumori.com/reversespeech/sounds/obokata2014/obokata-watashigakuyashii-r.mp3
というリバース・スピーチが現れていた。
また、小保方氏は、論文に不備があっても研究の結果に影響はないことを、
「何よりも実験は確実に行われており」
・http://www.keimizumori.com/reversespeech/sounds/obokata2014/obokata-imakorekara-f.mp3
と強調したが、その裏では、
【今、これからでもそれについて(発表シテイキ)】
・http://www.keimizumori.com/reversespeech/sounds/obokata2014/obokata-imakorekara-r.mp3
というリバース・スピーチが現れていた。
解説 後半部は不正確であるが、「発表シテイキ」という言葉を発したかったものと推測される。
このように、リバース・スピーチを聞いてみると、小保方氏はSTAP細胞の存在を信じており、人を騙そうとした意図はまったくなかったことがわかる。さらに、小保方氏のズボラな性格だけでなく、組織に振り回された状況すら見えてくるのである。
■リバース・スピーチはテレパシーの具現化!?
これまでいくつか例を挙げてみたが、リバース・スピーチ現象は日本語に限らず、世界中の言葉で共通して現れる現象である。
では、なぜこのような現象が発生するのか? 発見者のオーツ氏は、人間の右脳がそれを発生させるものと考えているが、まだ詳細はわかっていない。だが、解明に向けたヒントはいくつもわかっている。通常、ヒト(赤ちゃん)は生後1年ぐらい経つまで言葉を話せないとされている。ところが、生後4ヶ月程度経った赤ちゃんが発する泣き声や意味不明音を録音・逆再生してみると、「ママ」、「お腹すいた」「トイレ」といった簡単な言葉を発していることが分かる。つまり、ヒトは普通の方法で言葉を覚えるよりも先にリバース・スピーチを発するのである。表で発する言葉は、時間をかけて学習し、本音だけでなく建前を語ることに使われる。だが、リバース・スピーチは、多くの場合、理性で言葉を選択する前の、最初に思い浮かんだ言葉(本音)そのもので、テレパシーのように発している可能性が考えられるのだ。
つまり、ヒトは会話やスピーチにおいて、自覚的な表での発言と同時に、無自覚な発言も行っていることが分かる。それは、まるで二人の別人が一人の人間の肉体の中に入り込んでいるようなものである。実際のところ、発言者本人同士は無自覚でも、リバース・スピーチ同士で会話が行われている例も報告されているのだ。
そして、もっとも興味深いことは、潜在意識における時間の流れは、我々が日頃慣れている時間の流れとは逆になっている可能性が考えられることである。
(文=ケイ・ミズモリ/サイエンスライター)
●ケイ・ミズモリ公式HP http://www.keimizumori.com/
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2024.10.02 20:00心霊小保方さんの“無意識のメッセージ”が聞こえた!驚愕の逆再生「リバース・スピーチ」のページです。小保方、ケイ・ミズモリ、リバース・スピーチ、STAPなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで