【2016年】巨大原発事故で首都移転、東日本が無人地帯に?戦慄の近未来予知夢とは?
■2016年に首都が岡山に!?
それは今(13年9月)から3年後の未来だった。トミヒサ夫人が帰省のため成田行きの便に乗っていると、機長から「成田閉鎖」のアナウンスが入り、突然、行き先が関西国際空港に変更される。
関空に着いて、彼女は初めて成田閉鎖の理由を知った。なんと、日本政府が「東京よりも北に位置する関東のすべての県と東北地方南部の県の全域」の立ち入り禁止を決断したのだ。そして「危険な立ち入り禁止区域に隣接する東京が首都のままでは首都機能が滞りかねない事態に陥るかもしれない」ので、岡山への遷都も決定された…。
――以上である。
著者の保江氏ご自身は、「夢の内容が予知夢としてそのうち現実になる」ことが問題だとして、危機感を表明されている。
■それはまたしても同じ場所での事故なのか!?
一般社会では、仮に“予知夢”の内容を真に受けたりしたら、非常識との謗りを受けかねない。しかし、保江博士ともあろう方が、いたずらに人々の危機感を煽るためにこのようなエピソードを載せたとも考えられない。そこで私は、こう考えることにした。
「これはあくまで夢の話にすぎない。その大前提に立った上で、夢の内容を警告と受け止め、万一の場合も考えて、今から対策を立てればよいのではないか」と。
夢の内容を、本当だ、ウソだ、と議論しても始まらない。そんな議論に熱中する暇があるなら、少しでも分析して冷静沈着に対策を練ったほうが建設的である。
というわけで、私は真剣にトミヒサ夫人の予知夢の“解読”に取り組むことにした。
■福島第一・第二原発で何らかの重大事故!?
実は、東日本の広大な地域が立ち入り禁止となった理由は、本書では語られていない。ただ、常識的に推測すれば、原子力災害以外にありえないと思われる。
しかも、またしても福島原発の事故のようだ。なぜなら、立ち入り禁止区域――東京よりも北にある関東の全県と東北地方南部の県――の「中心」に位置するからだ。
この被災エリアにある原発施設といえば、北から順に「女川」「福島」「東海」の三箇所だ。だが、仙台市よりもさらに北にある女川原発の場合、関東からあまりに遠すぎるし、しかも東北の北部も被災しなければおかしい。逆に東海第二原発(*東海原発は廃止)や「もんじゅ」の場合、東北からは遠すぎるし、東京や神奈川まで被災する可能性が高い。
あくまで、「福島第一・第二原発で何らかの重大事故が起こり、半径約150km圏内が立ち入り禁止区域となる」と想定した場合にのみ、この被災エリアにピタリと該当するのだ。すると、「3・11」直後の事故よりもさらにひどい事故の再発を示しているようだ。
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2024.10.02 20:00心霊【2016年】巨大原発事故で首都移転、東日本が無人地帯に?戦慄の近未来予知夢とは?のページです。原発、2016、終末などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで