足の裏から3本のツノが生えた老女!! 現在も成長中きっかけは◯◯のカケラ!?
人体にツノが生えてしまう症例は、意外にも数多く存在する。2010年に報じられた中国人老婆チャン・ルイファンさんは、額の立派なツノで世界中のメディアを大いに賑わせた。原因は今なお解明されているわけではないが、皮膚の病変であるとする説が有力だ。そして現在、またもツノが生えた女性のニュースが報じられ、注目を集めている。
今月7日付の英紙「The Daily Mail」によると、いま話題のツノが生えた女性とは、サウジアラビアのリヤード州に暮らす老婆(匿名)。画像を見れば一目瞭然、なんと彼女は、足の裏に3本のツノを持っている。茶色く、硬そうなツノは激しい痛みを引き起こしており、歩くことはおろか眠ることさえままならない日々を送っているのだとか。しかも3本のツノは、現在も着実に成長を続けているとのこと。
「これが何なのか、誰にもわからないのです。お母さんの足裏に、足の爪のようなものが3本生えてきてしまった」
「症状は数年前からはじまり、どんどん悪化しています」
こう地元メディアに語った息子は、母親とともに数々の病院や診療所、そして保健局を訪ね歩いてきた。しかし、医師たちは誰一人としてツノの原因を見抜くことができなかったという。そして息子は、ツノが生えたキッカケは母親の足に小さな金属片が入り込んだことにあるのではないかと直感的に感じ取っているという。
ずいぶんと荒唐無稽に感じられる息子の主張だが、どうやらあながち間違いとも言い切れないようだ。「The Daily Mail」が足病学(ポダイアトリー、海外で広く普及している足の病を専門とする医学)の専門家に確認したところ、今回のサウジアラビア人老婆の症状は、ケラチン(爪や毛を構成するタンパク質の一種)が円錐状に硬化した「皮角」、もしくはガン化したものと考えられるようだ。そしてこれは、金属片のような外的要因により引き起こされる可能性もあるらしい。治療のためには、生体組織診断を経てから手術が必要になる。
日常的に地面と接し、全体重を受け止めている足裏にもかかわらず、これほど長く伸びてしまうとは、相当強力なツノであると考えられる。また、頭部よりも足の裏に生えたツノのほうが生活に支障をきたすことは多いだろう。老婆のツノが一日も早く無事に取り除かれる日がやって来るのと良いのだが……。
(編集部)
参考:「The Daily Mail」
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2024.10.02 20:00心霊足の裏から3本のツノが生えた老女!! 現在も成長中きっかけは◯◯のカケラ!?のページです。中国、サウジアラビア、ガン、老婆、ケラチン、ツノなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで