「50年後にはロボットとのセックスが普通になる」科学者が衝撃発言!! 人間同士の肉体関係は野蛮!?
1.“セックス事情”は時代によって急激に変化する
たかだか100年前の社会における“セックス事情”を現在と比較するだけで、その急激な変化が理解できる。つまり、この後も急激な変化が待っていることになり、ロボットとのセックスが普及しても不思議ではない。
2. すでに人間は現実には存在しないフィクションのキャラクターに好意をもったり、恋に落ちたりしている
小説やマンガ、アニメなどのキャラクターに惑溺する人は多く、精巧に作られたロボットに好意を持つようになる素地は、現在の我々には十分にある。
3. オンラインで過ごす時間がどんどん長くなっている
オンラインで過ごす時間が長くなれば、そのうちオンラインのほうが“現実”になるという逆転現象が起る。そのため、オンライン上の人工知能やロボットとの関係にも“現実味”が増してくる。
また社会的に無視できないのが、独りで生活することを余儀なくされている人々のメンタルヘルスの問題だ。相手がロボットであったとしても、まったくパートナーがいないより遥かに精神衛生上は好ましいという。
パートナーを失って独り身だったり、生涯独身だったりする人々にとって、ロボットのパートナーがいることは孤立感とうつ的気分を解消するものになるということだ。今後の日本社会で、ますます増えると見込まれている「独居老人」の問題などにも、ロボットは(この場合はセックスを伴わなくとも)有効な解決策になるかもしれない。
極論すればセックスが最大の問題ではなく、今後の我々と人工知能やロボットの関係が大きなテーマとなるといえそうだ。ドリスコル博士は、『ラブプラス』などの恋愛シミュレーションゲームで携帯端末の中のキャラクターと“恋愛中”の日本の若者にも触れている。休日の温泉旅行に携帯端末の中のバーチャルな彼女を連れていき、しっぽりと水入らずに過ごしている日本人男性の例を挙げ、リアルな現実の関係よりもバーチャルリアリティの関係を優先させる動きが、すでにはじまってることを示唆しているのだ。今後、次々と開発されるであろう人工知能を備えた“セックスロボット”と、我々人間の側のロボットに対する意識の変化がどのように訪れるのか、実に興味深い話である。
(文=仲田しんじ)
参考:「Daily Mail」、「HuffingtonPost」、「The New York Times」、ほか
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