都会を離れアルプスの山で“ヤギになった”男!! 「気分が落ち着くし、友達もできた」
連日の激務(!?)で少し疲れた時、フト目にした観光ツアー広告の大自然の景観に心を奪われてしまったりするものだが、そんな都会脱出願望に駆り立てられた男が企てた“リフレッシュ休暇”は、アルプスの広大な自然の中、放牧されたヤギの群れの“1匹”になって暮らすことだった。
■「ヤギになって、ヤギに囲まれて過ごしてみたい」という夢を実現
ロンドン在住のデザイナー、トーマス・スウェイツ氏(34歳)は都会で忙しい日々を送りつつも、以前からずっと胸のうちで自然に囲まれた簡素な生活を求めていたのだが、それがひょんなことから実現する運びとなった。幸運に恵まれ喜び勇んだ彼は、大自然の中で果たしてどんな生活を送ったのか? なんと、彼は1匹のヤギに姿を変え、アルプスの山に放牧されたヤギの群れの中で3日間を過ごし、少しの間、人間をやめてみたのだ。しかし、一体どうしてそんな突拍子もない考えが出てきたのだろうか……。
「抑うつ的でストレスの多い人間の生活に、ボク自身ちょっとした困難を感じていたからだと思う」とスウェイツ氏は英紙「Daily Mail」の取材に答えている。
「ヤギになって、ヤギに囲まれて過ごしてみたい」という、このユニーク過ぎるアイディアが、なんと医学研究支援を目的とする公益信託団体「ウェルカム・トラスト」の援助を受けることになったのだ。スウェイツ氏は動物学者のグリン・ヒース博士を説得し、ヤギのような四足歩行に適した義手と義足を開発してもらい、知人たちとチームを組んで一路、スイス・アルプス山脈の麓へと旅立ったのが昨年の9月のことである。
そして現地に着いた一行は、地元のヤギ飼いの人物と交渉し、放牧されたヤギの群れと3日間行動をともにすることが許されたのだ。

さっそく義手と義足をはめ、頭には白いヘルメットを被り四足歩行でヤギの群れに加わったスウェイツ氏だが、義手と義足による歩行に慣れるまではひと苦労だったという。特に下り坂では、腕が悲鳴をあげるほど痛くなった。朝晩の寒さも身にこたえ、雨に降られた日もあったということだ。山登りには絶好のシーズンであったが、さすがに1日中快適に過ごせるわけではない。
この不審過ぎる男(!?)を、当初はヤギたちにも明らかに敬遠していて、歩みが遅い彼を気遣うものも(当然ながら)おらず、何度も群れから取り残されたという……。
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2024.10.02 20:00心霊都会を離れアルプスの山で“ヤギになった”男!! 「気分が落ち着くし、友達もできた」のページです。ヤギ、義足、仲田しんじ、四足歩行、スイス、トランスヒューマニズムなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
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