キリストは既に“黒人として”再臨していた?世界中のメディアがひた隠す奇跡の真実!
トコが生まれてまもなく、アンゴラに来ていたバプティスト宣教師協会の宣教師が、ある夢を見た。それは、自分の管轄内で偉大な王が生まれたことを示す夢であった。それで、彼はその赤子を探しに行く決心をした。そして、彼は聖霊の指示に従い、トコを見つけ出した。だが、あまりにも痛々しく、弱々しい小さな顔を見て、彼は首を横に振った。彼は一つ二つ質問をして、悪夢に襲われただけだと感じて、その場を立ち去ったという。
1949年、シメオン・トコはレオポルドビル(現在のキンシャサ)で行われたプロテスタント国際会議に参加した。このイベントにおいて、式典のマスターは、アンゴラからやってきた3人のアフリカ人に祈りを捧げるように求めた。その3人の中にシメオン・トコが含まれており、彼は、植民者によるアフリカでの圧制が終わるよう、聖霊が人々の前に現れることを祈った。
トコは、イタガのバプティスト教会の専属メンバーとなった。彼は12人で構成する聖歌隊を作った。その聖歌隊はすぐに有名となり、数百人ものメンバーを抱えるようになった。どこの教会に出掛けて歌っても、物凄い力で聖霊が現れ、白人宣教師たちは若いトコが黒魔術を操ると疑った。そして、妬みから、宣教師たちはトコを呼んで、魔術を使わぬように忠告した。すると、トコは次のように答えた。
「しかし、もし私たちが同じ神に祈るのなら、どうして私が祈る時に聖霊が現れることに対して、あなた方は私を魔術の廉で責めるのですか? それは、祈りが叶えられる筈がないアフリカ人だからですか? 聖霊はアフリカ人に対しても差別するのでしょうか?」
結局、宣教師たちは教会からトコを破門することにした。ところが、トコを支持する教会員たちは皆こぞって教会を辞めてしまい、トコに付いて行くことにした。トコは悩んだが、いずれにしても厳しい将来が待ち受けていることに変わりはないと考え、彼らと伴に行動することに決めた。過去3年間捧げてきた祈りを繰り返し、彼は再び主へ祈りを捧げることを決意したのだ。そして、数々の驚くべき奇跡を起していくことになったのである……。
■ケイ・ミズモリ
早稲田大学理工学部卒業後、1992年に渡米。芸術・文化・社会問題で新聞・雑誌等に寄稿するジャーナリストとして活動後、 2003年に帰国。「自然との同調」を手掛かりに神秘現象の解明に取り組み、科学的洞察力を養う解説を行うナチュラリスト、サイエンスライター、リバース・スピーチ分析家。
著書に『底なしの闇の[癌ビジネス]』(ヒカルランド)、『超不都合な科学的真実』、『超不都合な科学的真実 [長寿の謎/失われた古代文明]編』、『宇宙エネルギーがここに隠されていた』(徳間書店)、 『リバース・スピーチ』(学研パブリッシング)、『聖蛙の使者KEROMIとの対話』、『世界を変えるNESARAの謎』(明窓出版)などがある。
ホームページ: http://www.keimizumori.com/
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2024.10.02 20:00心霊キリストは既に“黒人として”再臨していた?世界中のメディアがひた隠す奇跡の真実!のページです。キリスト、ケイ・ミズモリ、黒人などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで