安保法制の成立は30年前に予言されていた?アノ有名予言者が指摘した「恐怖の男・安倍氏」
今年、日本中で大論争を巻き起こした安保法制が成立し、最近はメディア上での議論も一時期に比べればすっかり下火になった感がある。反対派からは「戦争法案」などとも呼ばれていた安保法制だが、東日本大震災を予言したことで知られる世見者(予言者)の松原照子氏は、これからの日本が戦争に巻き込まれる可能性について、どのような見解を示しているだろうか。今回は、日本と米国を代表する2名の予言者による指摘を確認することにしよう。
■安保法制に危機感を表明する松原氏
過去の松原氏は、国家の安全保障について直接的に言及することはあまりなかった。だが、5月27日の「『平和』の文字から遠ざかろうとしている日本」と題した世見(予言)で、『「戦争に巻き込まれないだろうか」こんなことをもう心配しても仕方がない』(ブログ「幸福への近道」より)と発言。さらに同日の世見は、「2016年から18年にかけて事故・事件・災害は、もしかすると驚きの連続かもしれません。国を売ったのは誰か?」(松原照子、同上)と続き、その後も非常に意味深な言葉が並ぶ。これは、もはや日本が戦争に巻き込まれることを前提にして語っているとしか思えない表現だ。
それから2カ月後の7月28日のブログで、松原氏はズバリ「日本が戦争に参加する日は近い!?」と題した世見を発表。最後の1行を、唐突に「アァ 日本が戦争に参加?」と締めくくった。これは、氏が受け取った何らかのメッセージだった可能性もありそうだ。ほかにも、日本が国際紛争に巻き込まれれば食糧危機が起きると警告している。
さらに1カ月を経た8月24日の「憲法解釈の変更がもたらすものとは」という記事は、冒頭から核心を突く世見で始まる。「私は自分の感(勘)を信じたい。この度の法案は、よほどのことがない限り参議院で可決することでしょう」と予言していたのだ。安保法制を支持する国民も少なくないが、松原氏は「そのことがいけないとは申しませんが、ご自身が国のために自衛隊に入隊して朝鮮半島へ戦に行けるだろうか。又、我が子に『行ってらっしゃい』と笑顔で送り出せるのだろうか?」と問いかけている。
また、松原氏はブログの有料コンテンツである『月刊SYO』9月号で、安保法制が成立すると一気に自衛隊の動きが活発になると書いている。さらに、日本が戦争になれば、数多く存在する原発が狙われるかもしれないとか、果ては「第三次世界大戦」を心配する言葉まで飛び出しているのだ。
■安保法制の成立は30年前に予言されていた!?
さて、現在の安倍首相の言動を見るにつけ、筆者は松原氏が30年近く前に出版した『宇宙からの大予言』(現代書林)の記述を思い出す。過去の記事でも紹介したが、この本の「政治はこう変わる」という項では、当時の中曽根首相、竹下氏、宮沢氏、福田氏といった自民党の主要人物について語った後、突然、次のような謎めいた記述が飛び出すのだ。
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